絵本作家が、絵画塾時代に描いたデッサンをThreadsに投稿し「よく怒られていました」と振り返ると、「笑ってしまいました」「天才!!」と話題になり、記事執筆時点で7万1000回表示、2700件を超えるいいねを集めています。
予想もつかないモチーフと高い画力
投稿したのは絵本作家の「ひえじま まい」(@ehon_hiejima)さん。学生時代に『はいちゃうおばけ』という絵本を描いているひえじまさんは、普段は陶芸作家(@bizen_hiejima)としても活躍中です。以前には学生時代に作った「最後の力を振り絞り、地面から這い出る大根」という陶芸作品を投稿し話題になりました。
今回話題になったのは絵画塾に通っていた頃に描いたデッサンです。「モチーフをトリッキーな配置にしてよく怒られていた」というひえじまさんの作品を早速見てみましょう。
ひえじまさんが描いたのは、ちりとりの持ち手にマグカップの取っ手を引っ掛けるという意表を付いたモチーフでした。なぜこれを描こうと思ったのか、当時のひえじまさんに聞いてみたくなります。
確かな画力で、使いやすそうなちりとりにマグカップがくっついているというシュールなデッサンを仕上げたひえじまさんにThreadsユーザーからは「え〜怒られるんや〜 褒められてこそやと思うけどなぁ 」と驚きの声が上がると、「美大予備校のようなところで習うデッサンは、『自己表現』ではなく、対象物の形状・質感・重量感などを正確に伝える『言語』のような側面が大きいと思います」と説明。
さらに「変な置き方をして『オモシロ〜』みたいなのは求められていません。ただし、個人的に楽しんで絵を描くぶんには、何をするのも自由だと思います」と考えを伝えてくれました。不思議なモチーフですが、ひえじまさんの画力でマグカップの光沢やちりとりのプラスチック感も伝わってくる素晴らしいデッサンですね。
「自分には持ち合わせていない視点と発想」と称賛の声
ひえじまさんの絵画塾時代の作品にコメント欄では「発想も芸術の1つ」「なぜそこ??? 笑笑笑笑笑笑笑」「自ら難易度上げてるw」「コップの下のところ(ちりとりから浮いてるところ)めちゃ難しそうww 」「自分には持ち合わせていない 視点と発想 だからか、ホントにステキに思えます」「うますぎて伝わるとトリッキーさ」「天才!!」と称賛の声が上がっています。
ひえじまさんは陶芸作家・比江島舞(@bizen_hiejima)さんとしても活動中。これまでに多くの展覧会で入賞しており、2025年には「日本伝統工芸中国展 NHK広島放送局長賞」を受賞しています。
画像提供:「ひえじま まい」(@ehon_hiejima)さん
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