ミニマリストになりたくて捨てまくった30代1人暮らし女性の、1LDKルームツアーがYouTubeで紹介されています。動画は記事執筆時点で17万8000回以上再生され、2100件を超える高評価を獲得。

【これで全部】ミニマリストになりたい私が“捨てまくった部屋”が衝撃だった【ルームツアー/Mochi.さん】

 動画を投稿したのは「自分に合った環境で、自分らしく生きれるように」をテーマとしたミニマルライフをYouTubeチャンネル「ミニマリストsin / minimal chic life」で発信しているsinさん。過去には「秋に買うと後悔する服」を紹介してくれました。

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ミニマリストになりたい30代女性のルームツアー

 今回紹介してくれるのはミニマリストになりたい30代女性のルームツアー動画。伺ったのはYouTubeチャンネル「Mochi.ミニマリストになりたい私」を運営するMochi.さんのお宅です。

 Mochi.さんは物を手放すことをきっかけに散在癖を手放し、資産を作り、将来を見直すために仕事を1度辞める決断をするという、ミニマリズムで人生を大きく変えた人だそうです。動画の中では家事負担、物、生活費を最小限にするための部屋作りのコツなどを取り上げています。

Mochi.さん
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玄関横の収納、傘は1本だけ

 ルームツアーは玄関横の収納からスタートします。一番上の段には備え付けの収納パーツ(お風呂の棚や排水口の受け皿など)を取り外して保管しており、これらを使わないことで掃除の手間が省けるということです。

 次の段には黒い折りたたみ傘が1本。Mochi.さんが所有する傘はこれ1本だけだそうです。靴はアクティブ用のサンダル1足、スニーカー2足(1足は運動用)、おしゃれ用のサンダル1足、フラットシューズ1足、ブーツ1足の計6足。お出かけ用は黒か白で統一し、バッグとの相性がいいものを厳選しているそうです。その下には普段から飲んでいる水をローリングストックしてあり、防災リュックも一緒に置いています。

靴は合計6足
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洗面所・バスルーム

 洗面所に入って最初に目に付くのは“推し”だというPanasonicのドラム式洗濯機。温水洗い機能付きを選ぶとニオイを感じにくいということです。

 物が少ないので洗面台は棚を取り外して掃除の手間を軽減。歯ブラシ、ティッシュ、スポンジ、排水口のゴム栓まで浮かせる収納をしています。洗面台の下にはタオルや日用品のストックを収納しているのですが、Mochi.さんの所有しているのはフェイスタオル6枚だけ。セミロングの髪でもフェイスタオルがあれば十分とのことです。

 バスルームの中も備え付けの収納は外し、シャンプーやボディソープは浮かせる収納です。お風呂の掃除のお薦めのアイテムはワイパーとのこと。大掃除の負担を軽減するため、ワイパーで小掃除を徹底しているそうです。

洗面所
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キッチンにはゴミ箱がない

 キッチンもスッキリと片付いて物がない印象です。ゴミ箱は手放し、冷蔵庫横のゴミ袋のみで対応しているそうです。Mochi.さんによると、ミニマリストになったらゴミの量も減った気がするとのこと。掃除道具やラップ類、タオルホルダーなども、もちろん浮いています。キッチンでのおすすめアイテムはエプロン。エプロンを使うことで部屋着を厳選できる(お出かけ用の服でも料理ができる)ということです。

 Mochi.さんは炊飯器を使わず、鍋でしているので洗い物が楽になったとのこと。コンロの下には深型の鍋やフライパンが平置きしてあり、焼き物などもこれで調理しているそうです。引き出しの中は細かい収納ケースは使わず、調理小物を大まかに収納して掃除の手間を省略。整理整頓、掃除が苦手な人ほどまずは物を減らしてみるのがお薦めと話してくれます。

キッチンカウンターの上もすっきり

 調味料は過度に持ち過ぎず、基本的なもののみ。食器も取り出しやすさ重視で最小限にしています。

食器も最小限です
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収納棚・デスクスペース

 リビングの収納棚には日用品を収納。掃除に使っているのはキッチン泡ハイターとウタマロの2つです。日用品のストックは最小限に抑え、“ストックスペースはお店”と考えているというMochi.さんですが、災害時の用の備蓄はしっかりしており、棚の一部に賞味期限の境界線を作って食品などを管理しています。

 一番下の床には物を置いていないのでロボット掃除機が入るのも楽々。収納棚も物が少なければ開けたままでも気にならないということです。ここでのこだわりはUNIQLOのラウンドミニショルダーバッグ。1軍のアイテムなので取り出しやすい場所に置いてあります。

収納棚

 ワークスペースのデスクは自作した愛着の品とのこと。無印良品の棚を壁に付け、サブデスクにしています。チェアはコールマンのインフィニティチェア。家具は折りたたみか分解できるものを中心に選んでおり、作業用にもリラックス用にも使えるチェアを選んだということです。

デスクスペース

ドレッサー・ベッドスペース

 ドレッサーも自作したもので、棚の中に折りたたみイスを収納し、目の前の壁にはニトリのウォールミラーを取り付けてあります。コスメ類は用途毎に1つずつに絞り、試供品はため込まずに使い切るというMochi.さん。マルチパレットでアイブロウ、アイシャドウ、チーク、ハイライト、シェーディングの兼用化を行っています。収集していたネイル用品はお気に入りだけを厳選、ジュエリー類はニトリのケースに収まるだけにしているそうです。

 暮らしのこだたりは照明にも。スマートライトでオンオフを自動化しているということです。

ドレッサー

 ベッドはパレットベッドをつなげたもの。高さがあるので下の空間をロボット掃除機が通ることができます。一部のパレットが塗装してあるのは部屋の家具に合わせたものとのこと。枕元のWi-Fi配線は見えないように収納し、スッキリした空間を演出しています。

ベッドスペース

クローゼットには“似合う”ものだけ厳選

 クローゼットの中も余裕がある印象で、上部のソフトケースには冬物のニットなどが入っているそうです。バッグ類は靴に合わせてブラック、ベージュを中心に厳選。使っていないバッグはブランド問わず手放したということです。

 Mochi.さんは肌の色はブルーベースですが、顔の雰囲気にはイエロー系が似合うのでそちらを重視しているとのこと。バリエーションではなく、自分に合うものだけを厳選しているということです。また、Mochi.さんはパーソナルカラー診断士の資格も持っているそうですが、着た時に“しっくりくる”が1番大切だと話してくれ、少ないワードローブにお薦めのアイテムとして、シーズン問わずに活躍するシアー素材のブラウスとジャケットを見せてくれました。

クローゼット

「参考になります」「アイディアが圧巻」の声

 さまざまな工夫とこだわりが見られたMochi.さん宅のルームツアー。コメント欄には「ぜひ我が家にも取り入れたいアイデアがたくさんありました」「アイディアがすごくて圧巻でした!」「とても参考になります」「清潔感があるすてきなお部屋だなあ」「ただモノを減らすだけではなく、掃除のしやすさを重視したり、お気に入りの空間を作ることも大切なんだなと学びました」といった声が寄せられています。

 YouTubeチャンネル「ミニマリストsin / minimal chic life」ではこの他にも、片付けに密着する様子や、別のルームツアー動画などを公開しています。

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動画提供:YouTubeチャンネル「ミニマリストsin / minimal chic life」さん