2メートル超のオオトカゲが引っ越し→1カ月後……　まさかの姿に飼い主困惑「嘘でしょ」「引きこもりになっちゃってますね」

　引きこもりになった2メートル超のオオトカゲに、なんとか出てきてもらうとする動画がYouTubeに投稿されました。飼い主さんの奮闘の一方で「引きこもり状態もかわいい」と反響を呼び、記事執筆時点で3万2000回以上再生され、530件以上の高評価を集めています。

広い部屋の中でずっと隠れているオオトカゲ

　動画を投稿したのは、YouTubeチャンネル「animaltaigaアニマルタイガ」。投稿者のアニマルタイガさんは「テン君ランド」というオオトカゲの楽園を作ることを目標に、爬虫類を中心とした動物の情報を発信しています。以前には、サルバトールモニター（ミズオオトカゲ）を繁殖させるペアリングで起きた一触即発の事態が話題になりました。

　今回、「悲しい事がおきています」として紹介するのは、体長2メートル32センチのオオトカゲ「セン」くん。放し飼いできるように専用の部屋を作りましたが、せっかく広いスペースがあるのに、ほとんどスロープの下にいるとのことです。

　お引越しは1カ月ほど前のこと。どうやら新しい環境になったので警戒して隠れてじっとしているようです。

　水場に入れてあげるときも、アニマルタイガさんがいったんその場を離れて戻ってくると、隠れようとして顔を水の中につけてしまいます。飼い主さんからも隠れたいのか……！

飼い主「引きこもりになっちゃってますね」

　動かないセンくんを心配したアニマルタイガさんは、鶏ガラなどのエサを部屋のいろんなところに置いて、動き回ってもらう作戦を考えつきます。

　まず、エサを少し食べさせて“ごはんモード”にしておいてから、センくんから離れた部屋の端へ他のエサをまとめて設置。自分は部屋から出てカメラで様子をうかがいました。

　ところがセンくんはスロープの下からまったく動かず。仕方ないのでスロープの近くから点々と置いてみますが、それでも出てきません。思わず「嘘でしょ」と困惑するアニマルタイガさんは「引きこもりになっちゃってますね」とため息をつきました。

ついに動いてもらうことに成功！

　近くでエサをちらつかせて誘導してみると少し反応しましたが、やはり動かず。そこで今度はエサを鼻先に持っていき、それを少しずつ動かして移動させることにします。すると、ようやくスロープの下から出てきてくれました。

　近くに置いたエサへ誘導すると食べてくれたので、誘導を繰り返してついに、最初にエサを設置した部屋の端まで誘導することに成功。

　その後、センくんは旺盛な食欲でエサを平らげ、アニマルタイガさんからは「あー、じょうず〜」という声が上がりました。今後は活エサを用いて獲物を追う経験もさせたいそうです。

「大きい体でとても繊細」「ビビりな一面可愛い〜」

　なかなか出てきてくれない巨大オオトカゲの様子に、「大きい体でとても繊細なセンくん可愛いです」「大きいセンくんが隠れてる姿、とても可愛らしいです」「爬虫類は狭いとこ大好きですよね〜。セン君のビビりな一面可愛い〜」「えっ　可愛すぎてたまらんけど」「センくん優しすぎる位に凄い慎重な性格なんですね」という反応が寄せられています。

　一方、フローリングの床が滑りやすくて歩かなくなっているのではないか、という意見もいくつか見られました。

　YouTubeチャンネル「animaltaigaアニマルタイガ」では飼育している爬虫類たちの様子の他、インドネシアの繁殖施設などで撮影した貴重な動画も公開中。Instagram（＠animaltaiga8）やX（Twitter／@animaltaiga8）でも、情報を発信しています。

「animaltaigaアニマルタイガ」動画まとめ

画像提供：YouTubeチャンネル「animaltaigaアニマルタイガ」