海外で暮らす日本人女性が18人分のお弁当を作っていく様子が、YouTubeで26万回以上再生され、「もはや給食レベル」「すげえな」などの反響を呼んでいます。

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人生初の大量調理!

 投稿者は、フランス領ニューカレドニアで暮らす日本人・ひろこさん。YouTubeチャンネル「ニューカレドニア暮らし_ひろこ」で、フランス人の夫と娘さんの3人でニューカレドニアで暮らす様子を紹介しており、過去には手作りの“唐揚げ弁当”をフランス人に食べてもらった動画が反響を呼びました。

 今回はなんと18人分のお弁当作りに挑戦。みんな大好きなハンバーグ弁当を作ると決めて、人生で初めての大量調理を前に材料の買い出しへ。経験したことのない量を用意することになり、かなり戸惑いながらも準備を進めていきました。

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「ハンバーグはオーブンで焼く」など工夫がいっぱい

 まずはゆで卵とジャガイモの下ごしらえからスタート。購入したばかりという「せいろ」が大活躍しました。ゆで卵も蒸すことで失敗がなくなります。

せいろが大活躍

 ニューカレドニアに引っ越してから7年が経つひろこさん。マヨネーズ好きのフランス人から好評の「ポテトサラダ」を作っていきます。こだわりポイントは、酢と日本のだしを加えることで、味がキュッと引き締まるそうです。

酢とだしで味を引き締めます

 調理器具が限られるキッチンではハンバーグのタネを混ぜるボウルが足りず、大きな鍋で代用する工夫も。オーブンで一度に大量に焼き上げます。

オーブンで一気に焼きます
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夫も協力!

 作業が思ったより遅れてしまい、途中からは夫もキッチンに加勢。出会ってから10年が経つ夫妻は、息もぴったりです。

夫も手伝ってくれました
彩りも考えて詰めていきます
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完成した“18食分”の弁当に思わず感動

 彩りを考えながら弁当箱にご飯とおかずを詰めていき、ついに完成した手作りハンバーグ弁当。テーブルいっぱいに18個のお弁当が並ぶ光景は圧巻です。

18個のお弁当、完成!
娘さんも手伝ってくれました

 完成したお弁当をクルマに積み込み、1時間半ほどかけて夫の親友の元に届けます。そこには、家づくりを学ぶ人たちが集まっているそうです。

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初めて見る「日本のお弁当」にフランス人も大喜び

 集まった人たちに手作りハンバーグ弁当を披露すると、みんなうれしそうに手に取ってくれました。食べながら笑顔で大きくうなずいたり、「とてもおいしいです」と日本語で話してくれたり、親指を立てて「Good!」と喜んでくれたり、それぞれにおいしさを表現してくれました。

初めて見る日本のお弁当!
日本語で「とてもおいしい」と言ってくれました

 ひろこさん自身も、お弁当を1つ食べることに。思わず口に出た感想は「自分で作ったけど、おいしい」でした。日本の文化を感じてもらえることが本当にうれしく、日本人でよかったとつくづく思ったそうです。

自分でも食べてみます

「もはや給食レベル!」驚きと称賛の声あがる

 遠い異国の地で日本のお弁当の文化が喜ばれている光景に、YouTubeのコメント欄には「18人分って、もはや給食レベルでですね!」「すげえな。協力してくれる旦那さんも素晴らしい」「夫婦で力を合わせて、お弁当を作る様子が素敵」などの反響が寄せられています。

動画提供:YouTubeチャンネル「ニューカレドニア暮らし_ひろこ

ニューカレドニア暮らしを見る