路上の空き缶を撮った何気ない1枚→写真家がひと手間加えると「参考になりすぎ」　驚きのテクニックに反響

　補正によって印象を大きく変えた街の写真が、Threadsに投稿されました。このポストの閲覧数は記事執筆時点で26万回を超えており、4700件以上の“いいね”を集めています。

主役は路上

　投稿者は、フォトグラファーのKURO（@_96kuro_）さん。JPEG形式で写真を撮り、JPEG形式のままで編集・現像をすることにより“JPEGでどこまで可能か”を日々模索しています。

　今回撮ったのは、路上に転がっている「ボス 無糖ブラック」の空き缶にスポットを当てた写真。ポイ捨てされていた物を偶然発見し、捨てる前に被写体としたそうです。

　雨が降る中、店の照明がきらびやかに輝いている街の一角。傘をさして道行く人々から少し離れたところで転がっている空き缶の真下には、水たまりができていました。その水面には缶の一部がキレイに映っています。

　缶の存在感が印象的なこの写真に、KUROさんは補正をかけて明瞭度などを変更。店のオレンジ色が際立ち、青い部分はより鮮やかになりました。全体的に物のシルエットが鮮明となり、水たまりに映っていた建物の姿もよく見えます。

　KUROさんによると「誰だゴミ捨ててるのはと思いつつも絵になるので撮りました」とのこと。撮影後は空き缶を処分したと伝えています。

　補正のテクニックと効果がよく分かる2枚には、「ボスの顔が赤らんだw」「明暗補正で、こんなに夜間の写り込みがはえるんだ」「やっぱり水に青色って合うな～青色の反射最高」「レタッチ前後を見せてくれるの本当に参考になりすぎて感謝しかない！」などの声が上がりました。

画像提供：KURO（@_96kuro_）さん