ねとらぼ
2025/11/14 21:30(公開)

78歳おじいちゃん先生、絵の具で……「突然そうはならんやろ!」 本気を出した完成形に「まばたきした瞬間置いてかれた…」

 SNSで“おじいちゃん先生”の愛称で親しまれている画家・絵画講師の柴崎春通さん(@watercolorbyshibasaki)が、アクリル絵の具で愛猫のマロンちゃんを描いた動画がTikTokで驚きの声を集めています。動画は記事執筆時点で41万再生を突破。

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柴崎 春通
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人気の“おじいちゃん先生”が描く茶トラ猫ちゃん!

 さまざまな画材を使った制作風景などを発信している、“おじいちゃん先生”こと柴崎さん。これまでにも透明水彩で描いた空と海の絵や、鉛筆1本で描くトラの絵など、数々のメイキングが話題になりました。

 今回の動画では、柴崎さんが茶トラ猫のマロンちゃんを抱っこして登場。かわいくも凛々(りり)しい愛猫の絵をアクリル絵の具で描いていくようです。

柴崎さんと茶トラ猫のマロンちゃん
柴崎さんと茶トラ猫のマロンちゃん

 シンプルな下描きに色をのせていく柴崎さん。「まずは日陰の部分から」ということで、濃いめのブラウンに暗めの紫色なども足していきます。

日陰の部分から塗り始める柴崎さん
日陰の部分から塗り始める柴崎さん

 マロンちゃんのお顔や胴体などの向かって右側を塗り終わったら、次はその反対側の日なたの部分に明るめの色をのせていきます。この段階では思った以上に茶色が濃く、チョコレート色といった感じでマロンちゃんには似ていませんが……?

少し明るめの茶色で日なた部分を塗っていきます
少し明るめの茶色で日なた部分を塗っていきます
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突然「そうはならんやろ」とツッコミたくなる展開に

 続いて耳の中を赤系の色で塗ったら、耳の毛や目などの細かな部分をじっくり描いていきます。すると、気づいたときには絵の中のマロンちゃんが立体的になり、毛並みやしま模様までがリアルに描写されたその変化に目を疑います。何が起こったの!?

細かな顔のパーツを描いていくと……
細かな顔のパーツを描いていくと……
どうしてこうなった!?
どうしてこうなった!?

 柴崎さんは最初の体の立体感が大事だと話しながら、「床もちょっと一緒に書いときましょう」と背景もささっと描いていきます。そして最後にマロンちゃんの目にハイライトを入れたら、座ってこちらを見つめるマロンちゃんの絵が完成です。

ハイライトを入れたら……
ハイライトを入れたら……

 猫ちゃんらしいモフモフしたやわらかい感じや、キリッとしたお顔、なにより生き生きとした存在感を放っていて、見ていると本当に猫ちゃんと目が合ったときのような気持ちになります。簡単そうに描いていた床も、影や反射といった質感の表現が見事です。

マロンちゃんの絵が完成
マロンちゃんの絵が完成
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「まばたきした瞬間置いてかれた…」「素敵」と反響続々

 途中から理解できなくなるレベルのメイキングには、「突然そうはならんやろになった…!」「まばたきした瞬間置いてかれた…」「おかしいな? 最初から見てたのに時空が歪んだのか?」と驚く声から、「かわいー!」「本当にいつ見ても素敵」「ちゃんと絵を習ってみたくなる」と感動した人の声が多く寄せられています。

 柴崎さんはTikTokのほか、X(Twitter)Instagramでも発信中。また長めのメイキング動画や、絵の描き方のレクチャー動画などはYouTubeチャンネル「Watercolor by Shibasaki」にて公開されています。

動画提供:柴崎春通(@watercolorbyshibasaki)さん

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