ねとらぼ
2025/11/16 09:30(公開)

初心者「月は黄色で丸描いておけば完成でしょ!」→絵の先生がちゃんと描いたら…… “段違いのクオリティー”になるコツが目からウロコ

 黄色で丸を書くだけかと思ったら……絵の先生がちゃんと描いた月の絵との違いが、TikTokで話題です。投稿は記事執筆時点で6万5000回以上再生されています。

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はじめてさんが描いた月

 話題の動画を投稿したのは、水拭きで簡単に消せる画材「キットパス」の公式TikTokアカウント(@kitpasjapan)。販売元である日本理化学工業株式会社(@rikagaku_official)が運営しています。

 こちらのアカウントでは、自社製品を使用して「はじめてさん」と「絵の先生」が描く絵の比較動画を発信しています。以前は花火の描き方の違いを紹介した動画が紹介されました

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初心者が考える“月”

 最初に紹介されたのは、「はじめてさん」こと初心者が描いた月の絵です。 初心者は、まず黄色いクレヨンで丸を描き、そのまま同じ色で塗りつぶしていきます。確かに月のようにも見えますが、まだまだシンプルな黄色い丸といった印象です。

月の描き方の違い
はじめてさんが描いた月
月の描き方の違い
黄色く塗っただけ……?
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絵の先生が描く月の絵

 次に紹介するのは、絵の先生が描く月の絵です。先生はまず月を描く前に、紺色のクレヨンで周囲の夜空を塗っていきます。その際、月の形になる部分を丸く残しながら塗るのがポイントです。

 続いて、残しておいた丸い部分を黄色で塗りつぶします。ここで、あえて紺色の部分にはみ出すように黄色を重ねると、月の光が夜空ににじむような表現になるそうです。これは目からウロコかも……。

月の描き方の違い
絵の先生が月の絵を描きます
月の描き方の違い
すでにすごい……

さまざまな色で影を表現

 さらに、月の表面にベージュ、青緑、ピンクの3色を重ねて、クレーターのような陰影を描きます。ピンクはトントンとたたくように、ベージュや緑色は優しくなでるように塗ると、立体感のある質感が出るそうです。

月の描き方の違い
さまざまな色を使います

 さらに、指で軽くなじませていくと、色が柔らかく混ざり合い、よりリアルな月に仕上がります。最後に白色でハイライトを入れれば完成です。出来上がった絵は、まるで絵本の中に出てくるような温かみのある月で、空の部分にもあえて塗らない箇所を作ることで星が輝いて見えるような効果もありますね。

月の描き方の違い
自分自身を画材に!
月の描き方の違い
とても幻想的な月が完成しました

コツはあえてはみ出して塗ること

 先生は動画の最後に、「月は黄色をはみ出して描くと月明かりが表現できる!」と締めくくりました。普通ははみ出さないように丁寧に塗ることを意識してしまいますが、あえてはみ出すことで光の柔らかさを表現できるというのは、まさに月を描くうえで最大のコツかもしれませんね!

 キットパスの公式TikTokアカウント(@kitpasjapan)では、この他にもさまざまなものを描くコツを発信しています。販売元である日本理化学工業株式会社の公式Instagram(@rikagaku_official)では、キットパスができるまでの様子を解説した動画や、商品情報を公開中です。

※動画提供:キットパス公式TikTok(@kitpasjapan)/日本理化学工業株式会社(@rikagaku_official

※本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

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