ベルリン在住の漫画家がベルギー出張の夜に見つけた魅惑的な店がX(Twitter)に投稿されると、「なんかハリポタ感がある雰囲気でいい」とときめいた人が続出。記事執筆時点で623万5000件表示を突破、12万件を超えるいいねを集めています。
絵本の世界に迷い込んだよう
投稿したのは、ベルリン在住の漫画家・ながらりょうこさん(@fzzrymm)。ドイツでの生活を描いた『ねこと私とドイッチュラント』(小学館)や、ヨーロッパ各地の美味しいものを描いたコミックエッセイ『ヨーロッパたびごはん』(イースト・プレス)などの著作を発表しています。
今回注目を集めているのは、ベルギー出張中の夜、道で出会ったキャンディー屋さんです。一体どんなキャンディー屋さんだったのでしょうか。早速見てみましょう。
色とりどりのキャンディー
ベルギーのゲントにいたながらさんが夜、石畳が美しい街中で見つけたのは紫、赤、黄色、緑と色とりどりのキャンディーを売っているショップ。暗い夜道に大きなサイズのキャンディーが明るく照らされ、まるでファンタジーの世界に迷い込んだような光景です。キャンディーを売る台の下に車輪が付いており、手押し車のような形状になっているお店はシックな雰囲気です。
色ごとにきれいに分けて並べられているキャンディーは、日本で見かける一般的な飴よりもずっと大ぶり。手のひらに4粒も置けばいっぱいになるほど立派なサイズで、食べごたえがありそうです。オレンジ色のリボンが付いたいくつものギフトボックスがキャンディーの横に置かれ、かわいいもの好きにはたまらない素敵なキャンディー屋さんです。
気になるお味は……?
ながらさんは「魅惑的なキャンディー屋さんがいたので惹かれるまま買ってみたら夢みたいな味がした」とコメント。赤と白のストライプ柄の包み紙に入れてもらったキャンディーは、ころんとした円錐のような形で、透明感があり少し歯ごたえがありそうにも見えます。
ベルギーの伝統菓子「キュベルドン」
このお菓子はベルギーの伝統菓子「キュベルドン」で、中に甘いシロップが入ったグミのようなキャンディで、19世紀後半にながらさんが訪れたゲントで生み出されたと言われているそうです(出典:ベルギー・エクスプレス)。
ながらさんが食べたのは店主の方から「スペシャル」と言われたというスミレ味で「外はサックリ、中はトロリとした煮詰めたゼリーのような水飴のよう」「口の中で溶けて香りが広がる初めて食べるお菓子」と感想を伝えています。
日本ではなかなかお目にかかれないキュベルドンですが、2022年には「ピエール・マルコリーニ」が夏限定でフローズンスイーツにアレンジした「フローズン キュベルドン」を発売したことも。機会があったら食べてみたいですね!
「異世界みたいな雰囲気」と反響
ながらさんが見つけたキャンディー屋さんにXでは「うわあー! ここだけ色鮮やか! 夜に出会えるのがより一層魅惑的に思えますね。 夢のお味……食べてみたいです」「なんかハリポタ感がある雰囲気でいい」「異世界みたいな雰囲気あってテンション上がる!」「お店だけが明るくてキラキラで絵本の世界の中見たいで素敵すぎます」という声が。
さらに「今ベルギーに居てこの投稿回ってきたのタイムリーすぎてびっくりした笑 これ何の食べ物なのかめっちゃ気になってたから買ってみよう」「ベルギーのキュベルドンって言うんだ、ざっと調べたら日本では売ってないし作り方も詳しくは伝来してないしでめちゃくちゃ気になる……甘党わい絶対好きな味と食感だろうに」とお味が気になるという声も上がっています。
ながらさんはXやInstagram(@fzzrymm)、Pixivでイラストや作品を公開中。また『ゲッサン』で『北国ゆらゆら紀行』(小学館)を連載中です。
画像提供:ながらりょうこ(@fzzrymm)さん
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