ねとらぼ
2025/11/14 21:15(公開)

美術館にある“生の”見どころを鑑賞したら→「しばらく動けなかった」 圧巻の光景に「発想がすてきすぎます」「行きてえーー!」

 島根県安来市にある足立美術館の引き込まれるような“生の”仕掛けがX(Twitter)で話題に。この投稿は記事執筆時点で638万件以上表示され、2万5000件以上のいいねを獲得しています。

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一度は行ってほしい足立美術館

 投稿者は、Xユーザーの「陽気なS子」(@S75305369)さん。「足立美術館は、一生に一度は行ってほしい美術館」とつづって見どころを紹介する動画を投稿しました。キャプションに記された題名は“生の掛軸”と少し不思議な響きです。「あまりの美しさに、しばらくそこから動けなかった」という仕掛けとは……?

“生の掛軸”とは……?
“生の掛軸”とは……?

 床の間の壁をくり抜いて、その先に見える広大な日本庭園を山水画の掛け軸に見立てた景色でした……!! 撮影時点では青く力強く色づく山々は、時間や季節によってまるで生もののように変化し、その時だけの美しい表情を見せてくれています。S子さんは「窓から見える風景を掛け軸に見たてるなんて、凡人は思いつきもしないよ」と圧倒されたことを明かしています。

床の間の奥に
床の間の奥に
借景の掛け軸!
生きた掛け軸!

 なお、足立美術館の日本庭園は豊かに変化していく四季折々の表情が楽しめることで知られており、YouTubeチャンネル「足立美術館庭園ライブカメラ」ではその様子がライブ配信されています。

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「見入っちゃうよねぇ」と反響

 この投稿には「館内だけでなく見える全てが美しく、四季折々の景観を楽しめるのが素晴らしい」「発想が素敵過ぎますよね」「行きてえーー!」「粋や」「こーゆーのは見入っちゃうよねぇ」「自然そのものが芸術になる瞬間ですね」という声が寄せられていました。

 足立美術館は横山大観をはじめとする近現代の日本画や陶芸、童画、漆芸、木彫などさまざまな美術品を展示。他にも、双幅の生の掛軸を見ながらお茶菓子を楽しめる茶室や、枯山水庭を一望できる喫茶室などもあるそうです。

動画提供:陽気なS子(@S75305369)さん

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