アクアリストが2年にわたって飼育した“しゃべる”熱帯魚の動画が、YouTubeに投稿されました。動画は「すげぇ~」「ビックリ」と注目を集め、記事執筆時点で再生数は1万回を超えています。
2年前に購入した
動画を投稿したのは、YouTubeチャンネル「たそがれアクア」のたそがれさん。以前には、ダイソーから発売された“驚きの新商品”のレビュー動画が話題となりました。
そんなたそがれさんの自宅には、2年前に購入した「とても面白くてかわいい生体」がいます。紹介するタイミングをずっとうかがっていたそうで、“2年も待ったなら良いだろう”と考え今回の動画でお披露目することにしました。
生体の名前は「スポッテッドトーキングキャット」。南米のアマゾン川流域に分布しており、白いスポット柄が特徴的なナマズの仲間です。なお、購入価格は598円。
ナマズの仲間は大きくなるイメージが強いですが、この種は最大でも体長15センチ。たそがれさんが飼育している個体は購入時点で7~8センチあり、大半の個体は成長しても10センチ前後に収まるそうです。そのため、60センチ水槽でも十分飼育が可能とのこと。
最大の特徴は……
トーキングキャット最大の特徴は「鳴く」こと。危険を察知すると胸びれの骨をこすり合わせてギーギーと音を立てます。はっきりと音を出すため、たそがれさんも初めて聞いたときは非常に驚いたそうです。
飼育難易度は低く、とても丈夫で大抵の環境には問題なく慣れてくれるとのこと。よほど環境が悪くなければ大丈夫なため、初心者にも優しめな魚だそうです。エサは人工飼料から生き餌まで幅広く、他の生体の食べ残しなどもよく食べます。
なお、その食性からコリドラスのように底物生体と混泳させる場合は、エサを横取りする可能性を考慮する必要があります。力が強く底床を掘り返すこともあるので、水草をレイアウトしている水槽では確実に飼育できません。極端に小さな生体とは一緒に飼育せず、底砂を敷く場合はとがっていない物を使いましょう。
しかし、たそがれさんが飼育している個体は生き餌であるブラインシュリンプを主食としていたためか“がっついた様子”はないとのこと。底物生体と混泳させても相手の餌を横取りせず、飼育する上で困ったことはないそうです。
そんなスポッテッドトーキングキャットを飼育して2年。どれほど成長したのか確かめるべく別の容器へ移すことにしました。網ですくってみると、たそがれさんも「結構はっきり」「言ってますね」と驚くほど、確かにギーギーと音を発しています。
「鳴く」以上の魅力
そのフォルムや、いつの間か物陰に隠れている姿が、鳴くこと以上に魅力的というトーキングキャット。たそがれさんは興味がある人に向けて「お迎えを検討してみてはいかがでしょうか」と呼びかけています。
コメント欄には、「確かにしっかり鳴いてた」「格好かわいいお魚さん」「スポットがすごいキレイですね」「プレコかと思った…とてもかわいいですね!」「鳴く熱帯魚がいるとは知りませんでした」などの感想が寄せられています。
たそがれさんは、水草や熱帯魚などアクアリウムに関する情報をYouTubeチャンネル「たそがれアクア」、X(@twilight1589)、Instagram(@twilight_aqua_ch)で発信中です。
動画提供:YouTubeチャンネル「たそがれアクア」
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