天皇皇后両陛下は11月13日、東京国際フォーラム(千代田区)で「JICA海外協力隊発足60周年記念式典」に出席されました。両陛下は式典に“リンクコーデ”で参加され、宮内庁の公式Instagramによる投稿には、7万件近くの“いいね”が寄せられています。
ワインレッドの“おそろいコーデ”
JICA海外協力隊は、日本がODAにより、独立行政法人国際協力機構(JICA)が実施するボランティア事業。環境や格差、医療、農業の問題など、海外でのさまざま課題に取り組んでいます。
式典は同事業の発足60周年を記念したもので、天皇陛下はお祝いの言葉を語られました。天皇陛下は黒スーツに、ワインレッドでストライプ柄のネクタイを着用。皇后さまは帽子から靴まで、ワインレッドを基調した衣装を着用されています。
なお、天皇陛下によるお祝いの言葉は以下の通り。
天皇陛下によるお祝いの言葉
「JICA海外協力隊発足60周年記念式典に、皆さんと共に出席できることをうれしく思います。
昭和40年に日本青年海外協力隊事務局が設置され、同じ年に初回隊員が海を渡って以来、60年間で多くの隊員が海外で活躍されました。この間、隊員の皆さんは、派遣された国の人々と草の根レベルで地域社会の発展に取り組むとともに、相互理解と親善を深めてきました。また、派遣国での経験を基に、帰国後には、日本国内での地域活性化や多文化共生社会づくりの取組に貢献している方もいると聞いています。
私自身、これまで長年にわたり出発前や帰国後の隊員の皆さんとお話をし、海外での活動に対する思いに触れてきました。また、外国訪問時には、隊員の皆さんが、現地の方々と共に様々な分野で活躍されている姿を目の当たりにしてきました。隊員の皆さんの活動が現地でも高く評価され、派遣各国と我が国との間の信頼づくりに貢献されてきたことに深く敬意を表します。
インターネットの発達によって海外と瞬時につながることができるようになった今日こんにちにおいても、我が国と諸外国との相互理解を深め、世界の平和と発展に寄与していく上で、JICA海外協力隊のように現地の人々と共に生活し、活動しながら、人を育て、人と人との信頼を高めていくことの重要性は変わりません。
これからも、高い志を持つ人々がJICA海外協力隊員として派遣され、現地の人々との交流を深めながら、健康で安全に活躍することを願っています。そして、現地での日々の地道な歩みが各国の地域社会の発展に寄与するとともに、隊員を経験して帰国された皆さんが、我が国の社会の中でも力を発揮していかれることを願い、式典に寄せる言葉といたします」
(宮内庁 公式サイトより引用)
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