「圧倒的な保温性」ザ・ノース・フェイス“新作ジャケット”の魅力と意外な落とし穴に「これは要注意」「オールブラック購入しました！」

　ザ・ノース・フェイスの新作ジャケットのレビュー動画がYouTubeに投稿されました。重要な改変点を含む情報共有が反響を呼び、記事執筆時点で1万4000回以上再生されています。

2025年版のバルトロライトジャケットをレビュー

　動画を投稿したのは、アウトドアファッションの魅力を発信しているYouTubeチャンネル「サラマンの生活は快適じゃけん」。今回は2025年版の新しいバルトロライトジャケットをレビューします。

　THE NORTH FACE（ザ・ノース・フェイス）の「バルトロライトジャケット」（以下、バルトロ）は2018年ころから人気を集め、同ブランドを代表するアイテムのひとつにもなりました。

　新しいバルトロはサイズ感含め変わった部分があり、投稿者さん的にはおすすめとのこと。動画ではそのおすすめポイントについて説明しています。

旧バルトロのLサイズと新バルトロのSサイズが同じ!?

　まず、サイズ感が変わった点からです。170センチ71キロの投稿者さんは3年前に購入したバルトロではLサイズを選択してちょうどいい感じでした。

　ところが、今回購入した新しいバルトロはSサイズを選択。サイズ表記上は2段階も小さなサイズに変えたことになりますが、着用した感じは以前のLサイズとほとんど変わりません。

　つまり、新しいバルトロではサイズ感がずいぶん大きくなったことになります。通販など試着なしで購入する場合には、この点が落とし穴になりかねないので注意が必要です。

　なお、今回紹介しているのは「ヒューズボックスグレー×アスファルトグレー」という2025年の新色の製品です。明るいグレー部分が差し色になって他のパーツとも相性がよく、黒が多くなりがちな冬のコーデでも変化を付けやすい点が気に入っているそうです。

ゴアテックス素材が次世代型に

　おすすめポイントは2つあり、まず1つは素材。これまでのバルトロと同じく、ゴアテックスのウィンドストッパーという素材が使われているのは変わりませんが、このゴアテックスが次世代型としてリニューアルされています。

　新モデルでも、表地には「30デニール GORE-TEX WINDSTOPPER Insulated Shell（2層構造）」が使用されています。GORE-TEX WINDSTOPPERは、防風性と快適性を兼ね備えた高機能素材であり、従来モデルから引き続き採用されています。

　以前のバルトロは光沢のないマット感があり、触るとより柔らかい感じだったので、だいぶ変わったといえるでしょう。

よりスタイリッシュになり街着にも最適

　もう1点は、ダウンの量が少なくなったこと。あくまで推測とした上で、着てみてそう感じたそうです。胴体部分も少し減ったようですが、特に袖ぐりのところがダウン量を少なく調整したようだといいます。

　ただ、個人的にはこれをメリットだと思っているとのこと。ダウンが減ることで保温性は低下する一方、シルエットがよりきれいに見えるという利点を挙げました。

　投稿者さんはこの点を「より街着に特化したシルエットになっていると思う」「バルトロライトジャケットなのにスタイリッシュ」と称賛。たしかに、比較すると以前のバルトロのほうが野暮ったく見えますね。

初めての人にバルトロの特徴を説明

　動画の後半では、初めてバルトロの購入を検討している人のために特徴を紹介していきます。

　まず特徴の第1は高い保温性。新しいバルトロはダウンの量を少なめとのことですが、それでもしっかりと入っていることには違いありません。首の部分にもダウンが入り、フードも立つので後ろからの冷たい風を防げます。

　また、すそや手首の部分を引き絞ることができ、前面のジッパー部分はダブルフラップになっているなど、冷気が入りにくい仕組みになっています。先に触れたゴアテックスのウィンドストッパーという素材もその名のとおり完全防風です。

　そうしたさまざまな工夫による保温性の高さから、たとえば冬のディズニーランドで行列に並ぶといったシチュエーションでもバルトロなら寒さに耐えられるといいます。

ポケットがたっぷりで便利！

　ポケットも特徴的です。表側には4つのポケットがあり、下部の2つはポケットに手を入れたときの甲があたる部分にマイクロフリースが使われています。また、両胸のポケットは止水ジッパーが付いておりスマホなども入るサイズです。

　一方、内側にはジッパー付きのポケットと、ボトルが収納できるメッシュポケットが2つあります。これまたすごく便利そう……！

　またボックスシルエットの完成されたデザインが、いろんな服に合わせやすくて使いやすいというのも大きな特徴です。

バルトロのデメリットは……？

　最後にバルトロのデメリットについても簡単に触れています。まずは、クローゼットの中で幅をとってしまうということ。目安としては、他のダウンジャケット2着分くらいのスペースが必要になります。

　また、保温性の高さが街着としてはかえってオーバースペックとなり、暑くなりがちということ。ただ、これから実際に着て検証していくそうです。

　さらに、表地のナイロン生地がマジックテープ部分などで擦れて毛玉になりやすいという点もデメリットとして挙げました。

　ただ、そうしたデメリットを踏まえても、新しいバルトロは個人的には「あり」だとのこと。特におすすめしたいのは、冬に屋内外問わずじっとする場面が多い人だといいます。スポーツ観戦などにもよさそうですね。

「分かりやすい動画です！」「これは要注意」

　詳細なレビュー内容に、「分かりやすい動画です！」「グレー、カッコいい」「ほぼUSサイズですね、これは要注意」「新カラーも新シルエットもかっこいい」「悩んだ末にバルトロオールブラック購入しました！」というコメントが寄せられています。

　サイズ感など重要な情報が紹介されている動画なので、購入を検討している人にとって得るところが多いことは間違いありませんね。

　投稿主さんはInstagramのアカウント（@dantyo_saraman）も運営。こちらでは同動画のダイジェスト版を公開しています。

「サラマンの生活は快適じゃけん」動画まとめ

画像提供：YouTubeチャンネル「サラマンの生活は快適じゃけん」