ダイソーのベルベット調毛糸を、かぎ針でザクザク編むと……　冬までに作りたい“ふわもこアイテム”に「330円で出来てるとは思えない!!」

河原木

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　100円ショップの毛糸で作れるおしゃれなアイテムの編み方が、TikTokで注目を呼んでいます。安価な材料で手作りしたとは思えない見事なクオリティーにびっくり！

かぎ針で編むつながるモチーフパターン

さかいはな

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ダイソーの毛糸でバケットハットを手作り

　投稿者はアパレルデザイナーとして活動するTikTokユーザーのtoshi（@toshi_left_crochet）さん。編み物が趣味で、TikTokでは手作りのアイテムやその編み方をレクチャーする動画を主に投稿しています。今回は100円ショップ「ダイソー」の毛糸を使い、かぎ針編みで作るバケットハットの編み方を紹介しました。

　購入したのは、ダイソーの新商品である「ベルベット調ヤーン」という毛糸。カラーバリエーションは複数ありますが今回はブラックを用意しました。もこもこでクセになる肌触りが特徴なのだそうです。なお、単体だと編み目が見づらいので、細いレース糸も一緒に編むのも良いでしょう。かぎ針は10号を使用しています。

「細編み」で作るバケットハット

　まずは右手の人差し指と中指に2本の毛糸を2周巻きましょう。指を抜いたら輪の中にかぎ針を入れ、毛糸を針にかけて輪から出して持ち上げます。そのまま再び毛糸をかけて針の間の糸を引き抜く「鎖編み」をし、続いて輪の中に入れた針に毛糸をかけ引き上げ、再度毛糸をかけ針の間の2本を引き抜く「細編み」をします。細編みはこのあとも基本となる編み方なのでしっかり覚えておきましょう。

頭頂部から下へ向かって編み進め

　細編みを全部で6目編んだら1段目は完了。糸端を引っ張って引き締め、針を戻して引き抜き編みをしたら2段目へ。細編みを2目ずつ編んでいき、12目編めたら1段目と同じように引き抜き編みをして3段目に向かいます。

　3段目以降の段も、細編みの増し目をしながら幅広になるように編んでいきます。9段目から11段目までは増減なしで側面を編み、12段目でまた増し目。13段目から、再び増減なしで進めます。詳しい編み方や編み目の数は動画をチェックしてみましょう。

最後につばを作って……

　15段目まで編めたら、最後につばの部分を編んでいきます。こちらも今までと基本的に同じで、細編みを繰り返しながら下の段に向かうにつれ編み目を増やしていけばOK（詳細な編み方は動画をチェック）。最後は増減なしで90目編み、最終的に24段目まで編めたら、ついに完成！

完成！

　出来上がったのは、お店に並んでいても決して見劣りしない仕上がりの黒いバケットハット。さまざまな秋冬のコーディネートにおしゃれさをプラスしてくれそうです。ベルベット調の質感が上品ですが、制作費はわずか330円。高級感ある仕上がりに、toshiさんも「たった330円でこのバケハが出来てるとは思えない!!」とコメントしています。100均の毛糸で、こんなステキなバケットハットが編めるとは驚きですね！

　「糸が太いのでザクザク進めやすい」とtoshiさん。投稿では編み方や目数の増やし方が詳しく解説されているほか、左利きのtoshiさんが実際に編む様子を動画で紹介しているので、初心者や左利きの人も参考になりそうです。