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スーパーで売れ残っていたマダコを連れ帰り、水槽に入れて飼育してみたら……。思いがけず撮影できたかわいい姿や奇跡の瞬間を収めた動画がYouTubeに投稿されました。動画は記事執筆時点で249万回以上再生され、2万9000件を超える高評価を獲得しています。
スーパーで売れ残っていたマダコを連れ帰る
動画を投稿したのは、全国のさまざまな生き物を捕獲して食べている水ラーメンさん。自身のYouTubeチャンネル「水ラーメン」では以前、夏の北海道の海で“とんでもない怪物”を釣り上げた様子が話題になっていました。
今回はスーパーで売れ残っていたタコを購入し、連れ帰って飼育してみるようで……?
水ラーメンさんはこの日、あるスーパーにやってきていました。するとそこで売れ残っている1匹のマダコを発見。運命を感じて家族にするべく、自宅へと連れ帰ることにしたのでした。
水ラーメンさんによると、マダコは地球に存在する無脊椎動物の中で“最も奇妙で最も頭がいい生き物”とのこと。連れ帰ってきたマダコを改めて見るとかなり大きく、800グラムくらいありそうです。
マダコの性別、寿命、交尾について
タコの性別は吸盤で見分けることができて、吸盤の大きさが均一で小さければメス、大きさがバラバラで大きな吸盤が混ざっていたらオスなのだと言われています。今回連れ帰ってきたマダコの吸盤は大きさがバラバラなので、オスということが分かりました。
またタコの寿命は野生下で1年~1年半とされていますが、成長が早く半年で600グラムくらいになるそうです。このマダコはサイズが大きいため、もしかするとあと数週間~1カ月ほどの命かもしれません。
ちなみにタコのオスは交尾を終えると、体が老化するホルモンが一気に出てお迎えが来るようになっているのだとか。交尾を終えると手足がボロボロになり、体が傷だらけになることが多いけれど、このマダコは体がキレイなので交尾をしていないのかもしれません。交尾をしていないオスはきちんとした環境で飼えば、少し長生きできる可能性があるそうです。
マダコの不思議な生態
水ラーメンさんは今回、マダコのために非常にろ過能力が高く、水槽用のクーラーも完備した「オーバーフロー水槽」を用意。かなりしっかりとしたパーツを使ったので、全部で17万円ほどの費用がかかったそうです。
マダコを水槽に入れるため、水温や水質を合わせる「水合わせ」を実施。水合わせ後のマダコをネットから出して観察してみると、足先の一部が欠損していました。そしてマダコは意外と天敵が多くて魚などにも狙われるという話をしていると、マダコはさりげなく脱走を試みていたのでした。
タコは魚などに食べられて足先が欠損しても、ある程度は再生するそうです。しかし長い時間エサがなかったりストレスにさらされたりすると、自分で自分の足を食べてしまうのだとか。そうなると、その足はもう再生することがないのだといいます。
なお水の中に大量に浮かんでいるカスのようなものは、タコの古くなった皮膚なのだそうです。すさまじい量の皮膚が浮いているところを見ると、タコを飼育する水槽には強力なろ過能力が必要なことが伺えますね。
またタコの吸盤に触れながら、「吸盤には舌のような化学受容体と指のような触覚センサーが融合している」と説明する水ラーメンさん。そのためタコは触手で触れただけでそれが食べられるのか、どんな生き物なのか判断できるそうです。
いよいよマダコを水槽に投入
ここでいよいよ、マダコを水槽へと投入することに。投入後は隙間ができないようにしっかりとフタをして、さらに複数の重りを置いておきました。水ラーメンさんによるとタコは脱走名人であり、しっかりフタをしないと絶対に脱走してしまうとのこと。骨がない無脊椎動物であるタコは、1センチでも隙間があれば脱走できてしまうそうです。
続いて隙間に入る習性があるタコのために、隠れ家を用意することに。水槽に購入しておいたタコツボを入れてみると、不思議とマダコの体の色が赤っぽく変化しました。水槽に新しいものが入ってきたため、怒っているのかもしれません。タコは怒っているときや威嚇しているときに、体の色が濃い赤色や黒色になり、緊張や警戒をしているときはまだら模様になるのだそうです。
部屋が明るいと警戒してしまう可能性があるため、一旦電気を消して環境に慣れてもらうことに。1時間後に様子を見てみましたが、マダコはタコツボに入ることもなく、同じ場所にじっと留まっていました。マダコのサイズに対して、タコツボのサイズが少々小さかったのかもしれませんね。
なおタコの瞳孔は周囲が明るいと狭く、暗いと広くなるとのこと。またタコの目には「カメラ目」と呼ばれる人間とほぼ同構造の眼球が備わっているため、非常に目がよく、動きや明暗の識別能力がかなり高いとされているそうです。
エサをあげてみると……
ここでエサをあげるのですが、水ラーメンさんはタコを飼ったら1番やりたかった「ビンにエサを入れてタコに開けさせる」という挑戦をしてみることに。タコには学習能力があるため、目の前でビンを開ける様子を見せるとそれを学習して、ビンの開け方を理解するといわれているそうです。
早速ビンにタコの大好物であるカニを入れ、水槽の前でビンを開ける様子を見せてみました。その後ビンを水槽の中に入れてみると……? マダコは活発に動き始めましたが、10時間ほど経過してもビンを開けることはできませんでした。
警戒している可能性があるため一旦ビンを取り出し、濁ってしまった水を換えてからもう一度エサをあげることに。タコにはストレスを感じると粘液を出す性質があり、隠れ家がないことでストレスを感じていて、そのせいで水が濁ってしまった可能性があるそうです。試しに新しく購入したシェルターを入れてみるとすぐに中に入り、身を隠す様子を見せてくれたのでした。
ここで改めて、もう一度エサをあげてみることに。タコを飼ったらやりたかったもう1つの夢である、「手で直接エサを渡す」ことに挑戦してみます。手に持ったカニを小刻みに揺らしつつ、マダコの近くまで持っていくと……マダコは足を伸ばしてエサを受け取り、しっかりと食べてくれました。
久々の食事が嬉しいのか水槽の中を踊るように動き回り、次から次へとカニを食べる様子はなんともキュート。生きているカニをあっという間に捕らえ、次々と食べるその姿を見ていると、元気に長生きしてくれそうな気がしてきますね。
なお、お迎え直後の生き物は環境に慣れていないため、なかなかエサを食べてくれないことがほとんどです。そのため今回のようにお迎え直後にも関わらず、手渡ししたエサを食べてくれることは「奇跡」と表現しても過言ではないことでしょう。パクパクとエサを食べるマダコを観察しながら、うれしそうにすてきな奇跡をかみしめる水ラーメンさんなのでした。
「初めてタコをかわいいと思った」「仲良くなれそう」
動画には、「初めてタコをかわいいと思った」「タコかわいくて賢い」「タコは頭良いから仲良くなれそうですね、愛嬌あってかわいい」「主の知識と熱量と愛がエグい」「タコってマジで人間の友達になれんじゃねぇ?」「タコ寿命さえ長かったらペットに向いてるよね、頭も良いし好奇心旺盛だしかわいいわ」といったコメントが寄せられていました。
見ているだけでワクワクする水ラーメンさんの活動は、YouTubeチャンネル「水ラーメン」の他にもX(Twitter/@mizuramen0923)で公開中です。
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