夫婦で試行錯誤の末、扉が開かない蔵へ“潜入”する動画がYouTubeに投稿されました。動画の再生数は、記事執筆時点で3万4000回を超えています。

advertisement

開かない蔵の扉

 動画が投稿されたのは、YouTubeチャンネル「BWKcamp」。地域活性化のために滋賀県大津市でキャンプ場作りと築100年を超える古民家の再生に家族で取り組んでいます。

 古民家は人が住まなくなってから何年も経過しており、内部にはハチが住み着いています。そこで複数個の害虫駆除剤を天井裏に設置。その効果を確認したら、今回の舞台となる「蔵」へ向かいました。

今回の舞台は開かない蔵

 蔵の扉は固く閉ざされており、解錠に必要な鍵は家中探しても見つからず、現在は中へ入れない状態。鍵穴自体が大きいことは把握しているため、2人は新たにファイバースコープを用意しました。これを使って中の様子を探る作戦です。

 しかし、内部の構造は思っていたよりも複雑。用意したスコープは先端を自由自在に動かせるタイプではないため、スムーズに奥へ進みません。次なる手段として、蔵の裏手にある小窓から差し込んでみたものの、内部の様子はよく分かりませんでした。

スムーズには入っていかない……
advertisement

小窓から入れないか?

 そこで思い切って枠や波板を切断し、この小窓から中へ入ることにしました。大家さんから許可を得たので、電動ノコギリで各部品を解体。体を横向きにすれば大人も入れそうな即席の“入り口”が出来上がりました。

枠をカット!

 中へ入る前にあらためて内部をチェック。こちらにはハチが住み着いていないと分かったので、問題である鍵部分を近くで観察することにします。

小窓のすぐ近くまで物が積み上げられていた
どうにか入れそう
2人とも入って調べてみる
advertisement

調べていると……

 どうやらこの鍵は「本来あるべきパーツ」が折れてしまっている様子。扉は三重で、全て引き戸です。ものは試しと壁枠および引き戸の間にバールを突っ込んで力を加えた瞬間、手前の引き戸が動きました! ……おや?

パーツが折れているらしい

 なんと鍵は最初からかかっておらず、建て付けが非常に悪くて思い切り力を込めないと動かないだけでした。あまりにも動かないので“鍵をかけた”と勘違いしてしまったようです。事前に聞いていた話とは異なるまさかのオチに「開くじゃん普通にw」「あのファイバースコープと、あの穴どうすんねん」と2人は苦笑いしています。

鍵はかかっていなかった!
建付けが悪かっただけの様子

 出入りが可能となった蔵には「お宝」があるとのこと。次回からは2階部分の探索も行っていくそうです。

2階には何があるのかな?

 コメント欄には、「すごい ドキドキしながら見ました」「大変な蔵破りでしたね(笑)」「開かずの扉じゃなくて開けずの扉だったんですね」「なんだか面白そうな物が出て来そうで、次回が楽しみです」などの感想が寄せられています。

 同チャンネルではこの他にも、古民家の内部を探索する動画やキャンプ場で草刈りを様子なども公開しています。

動画提供:YouTubeチャンネル「BWKcamp

古家リノベーション

平山友子
2,750円(12/19 10:37時点)
Amazonの情報を掲載しています

移住。成功するヒント

1,540円(12/19 10:37時点)
Amazonの情報を掲載しています
advertisement

【2025年12月版】Amazonのお得なセールやキャンペーン