成人式でどうしても着物が着たかった女性→2万円の振袖を用意し……　忘れられない1枚に「見入ってしまいました」「むっちゃすてき！」

　成人式でどうしても振袖を着たかった女性が、知恵と人脈をフル活用し仕上げたすてきな振袖姿がThreadsに投稿されました。この投稿は記事執筆時点で5万5000回以上表示され、4600件以上のいいねを集めています。

2万円で用意した振袖

　投稿者はMOMOIRO～百采～（@momoiro_1997）さん。熊本市を拠点に着付けとヘアセット、撮影までを全て手掛ける出張カメラマンとして活動しています。今回話題になったのは、成人式をひかえた20歳のころのMOMOIROさんのエピソードです。

　学生のころから着物が好きで、成人式はどうしても振袖が着たかったというMOMOIROさん。しかし、複雑な家庭環境のために、振袖を準備してくれる人がいなかったのだとか。そこで、和裁士だった経験を生かし、自分の寸法に合う振袖を探し出して2万円で購入。長じゅばんは安く購入した反物を、和裁士の先輩に格安で仕立ててもらったそうです。

　また、当時は呉服屋で働いていたため、展示会で一目惚れしたという「コシノジュンコ」の帯をうまく値段交渉して入手。帯締めや帯揚げは店長から展示品をゆずってもらったとのことです。こうして、たくさんの縁にも助けられながら準備した振袖姿を見てみると……。

重ねた知識と人の縁に助けられた振袖姿

　赤い鞠柄の振袖にシャープなグラデーションカラーが印象的な帯を合わせたオシャレな衣装に身を包み、前撮りでも指示されたという堂々とした立ち姿のMOMOIROさんが捉えられていました。モード＆レトロなコーディネートが最高ですね。MOMOIROさんは当時の姿を「ハタチなりに知恵をフル活用し、沢山のご縁と人に支えられて自分の好きを詰め込んだ振袖でした」と振り返りました。

　なお、この振袖は8歳年下の妹さんに受け継がれたそうで、MOMOIROさんが着付け、撮影したすてきな写真も投稿されていました。また、「あと15年後には娘が着くれるかなぁと勝手に心躍らせております」とも伝えています。

「見入ってしまいました」と反響

　この投稿には「むっちゃ素敵!!!センスある方なのねえ」「本当に誂えたようにピッタリです！しなやかで逆境にも負けない強さと美しさが素敵です」「可憐で凛とした振袖姿に暫し見入ってしまいました」「めちゃかわ～帯やバッグ等の小物のセンスもバツグンですね」と称賛の声が寄せられていました。

　MOMOIROさんはThreads（@momoiro_1997）の他、Instagram（@momoiro_1997）でも活動の様子を公開中。詳しい活動内容は公式サイトで確認できます。

画像提供：MOMOIRO～百采～（@momoiro_1997）さん

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