ねとらぼ
2025/12/17 10:30(公開)

「とってもおしゃれ」ホムセンの葉牡丹→初心者でも作れる“華やか寄せ植え”に「ほんっっと素敵!」「早速真似したい」

 春まで手間いらずで楽しめて、初心者でも簡単に作れる。そんな葉牡丹の寄せ植えの作り方を配置図付きで分かりやすく教えてくれる動画が、YouTubeに投稿されました。動画は記事執筆時点で、4万8000回以上再生されています。

【初心者向け】葉牡丹の寄せ植えを簡単レイアウトで作る【配置図あり】
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葉牡丹の簡単寄せ植え

 投稿したのは、花の育て方や寄せ植えの作り方などを発信しているYouTubeチャンネル「ともHOME」のともさん。以前は必ず成功する挿し木の方法を紹介し、話題となりました。今回は葉牡丹を使った、寄せ植えの作り方を教えてくれるようです。

 葉牡丹は春まで手間がかからない上に、ぎゅっとまとめて植えるととてもかわいく見えるお花です。今回はホームセンターで購入した花を使って、シンプルなレイアウトを作っていくとのこと。それでは早速、寄せ植えの作り方を教えてもらいましょう。

春まで手間いらずな、葉牡丹メインの寄せ植えを作ります
春まで手間いらずな、葉牡丹メインの寄せ植えを作ります
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葉牡丹とカラーリーフを選ぶ

 まずは本日使う花の紹介からスタート。メインとなる葉牡丹には、「クラシカルボンボン」という落ち着いたカラーのものを採用しました。多粒まきのポット苗がオススメとのことで、今回は1ポットに3つ入っているものを使って、寄せ植えを作っていきます。

葉牡丹には「クラシカルボンボン」を採用
葉牡丹には「クラシカルボンボン」を採用

 クラシカルボンボンがない場合は多粒まきでポットに3~4つ入っている、好きな色の葉牡丹を使えばいいとのこと。ともさんは葉がヒラヒラした「フリンジタイプ」を2ポット、葉っぱが丸い「丸葉タイプ」を1ポット買ってきました。

 葉牡丹の次は、隙間に植えるカラーリーフ4種の紹介です。1つ目はワインレッドの色合いが美しい「ティントクローバー(クローバー ティントワイン)」。葉牡丹の手前に植えるため、きゅっとまとまった株を選ぶといいそうです。

 2つ目はレースのような繊細な葉を持つ、キク科の「シルバーレース」。寒冷地の場合は「シロタエギク」で代用するのも1つの手で、こちらも背が低く、まとまった株を選ぶといいのだとか。

カラーリーフを4種用意しました
カラーリーフを4種用意しました

 3つ目は独特なフォルムの葉を持ち、寄せ植えのアクセントにぴったりなキク科の「プラチーナ」。株分けをして数カ所に植えるため、3~4つに株分けできるものを選ぶとよさそうです。4つ目は寒さに強くて使いやすい「ハートヘデラ」、葉牡丹に合わせて落ち着いた色合いのものを選びました。

 花の後は植える鉢を選びます。ともさんは直径21センチ、内径17センチの白い7号サイズの鉢を採用。せっかくなら雰囲気のある鉢に植えたいということで、素焼きの鉢にしました。ちなみに鉢の大きさは葉牡丹を並べて、鉢の縁にかぶるくらいの大きさで選ぶといいそうですよ。

鉢にもこだわりました
鉢にもこだわりました
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植え付けスタート

 使う花や鉢を確認したら、植え付け作業に取り掛かります。鉢には鉢底ネットと鉢底土代わりの赤玉土を入れ、その上に培養土を入れておきます。葉牡丹は肥料を必要としないため、元肥などは追加しなくていいとのこと。むしろ肥料が多いと、色が緑っぽくあせてしまうそうです。

 今回使う葉牡丹は多粒まきなので、同じポットの花でも大きさにばらつきがありました。こんなときは背が高く大きい葉牡丹を内側に、小さい葉牡丹を外側に来るように配置するといいとのこと。最終的に葉牡丹がドーム型になるように向きや土の厚さ、植える深さを調整します。

葉牡丹をドーム状に植え付け、隙間にカラーリーフを配置します
葉牡丹をドーム状に植え付け、隙間にカラーリーフを配置します

 葉牡丹を植え終えたら、隙間にカラーリーフを植えていきます。まずは株分けしておいたプラチーナを、葉牡丹の株元を隠すようにふんわりと配置。プラチーナは深植えにしても、切って量を調節しても問題ないそうです。

プラチーナはふんわりとレイアウト
プラチーナはふんわりとレイアウト

 次は残るカラーリーフをポットから出して根元の土を落とし、株の掃除をします。準備が終わったらシルバーレースを外側に倒し、高さを抑えるようにしながらプラチーナの隣に植え付けました。

シルバーリーフは高さを抑えて
シルバーリーフは高さを抑えて

 続くティントクローバーは葉牡丹に土をかけないように気を付けつつ、葉牡丹より背が小さくなるように配置。残るスペースには、長い枝が鉢に沿うような向きにヘデラを配置します。ヘデラは枝が硬いため、植える向きに気を付けましょう。隙間が少なくて植えづらいときは、一旦葉牡丹を抜いて一緒に入れてあげると植えやすいそうです。

ティントクローバーは小さめに配置
ティントクローバーは小さめに配置

華やかでコンパクトな寄せ植えが完成!

 最後は全体のバランスを見ながら植物の位置を微調整して、隙間に土を入れていきます。このとき入れる土は培養土でもOKですが、粒状の土を混ぜておくと扱いやすくなるそうです。

ヘデラも植えたら……
ヘデラも植えたら……

 鉢に沿ってぐるっと外側に土を入れたら、指でつついて隙間を確かめながら土を足していきます。今回は葉牡丹の中央にも穴が開いていたため、土を多めに入れ、指でならしておきました。

 土を入れ終わったらカラーリーフの枝葉をふんわり広げたり、ヘデラの枝の収まりが良くなるようにひっかけたり……株同士をなじませたら、華やかでコンパクトな葉牡丹の寄せ植えの完成です!

寄せ植えが完成しました!
寄せ植えが完成しました!

 シックな葉牡丹を使ったともさんの寄せ植えは、アンティーク調で落ち着いた雰囲気にまとまりました。使う葉牡丹やカラーリーフの色合いを明るいものに変更すると、また違った雰囲気を楽しめそうですね。

寄せ植えの管理方法

 葉牡丹は暖かい場所や日当たりが悪い場所に置くと、色があせてしまいます。そのため日当たりのいい外で育てたいところですが、冬の間は成長しないため、北側の玄関など日当たりの悪い場所でも形をキープしてくれます。

 水やりは土の表面が乾いたらたっぷりと与えますが、水切れにも注意してほしいとのこと。冬は乾きが遅くなるため、土がぬれているか分からないときは指で触って確認するとよさそうです。

 またティントクローバーは春になるとぐんぐん伸びて暴れ出しますが、その際は根元から切ってあげるとまた小さい葉が出てくるとのこと。シルバーレースやヘデラも伸びてきたらこまめにピンチして、寄せ植えの形をキープしてあげるといいそうです。

 葉牡丹だけでもかわいく、さらに葉牡丹の種類やリーフを変えても楽しめるので、ぜひ好きな雰囲気で作ってみてほしいと話すともさんなのでした。

「ほんっっと素敵!」「早速真似したいです」と反響

 動画には、「ほんっっと素敵!」「早速真似したいです」「とってもおしゃれでクラシカルな寄せ植えですね、葉牡丹がお花みたいに見えて素敵です」「こんなに素敵なのに簡単シンプル。すぐにハボタン買いに行ってまねして作りました」「かーわーいーー」「動画で見たことを実践してやってみるのが本当に楽しいです!再現出来る、手に入りやすいもので、おしゃれな寄せ植え動画にしてくださっていることもとてもとてもありがたいです」といったコメントが寄せられていました。

 ともさんはYouTubeチャンネル「ともHOME」の他、Instagram(@tomo626_t)やX(Twitter/@HOME29866495)でも、ガーデニング情報を発信しています。

「ともHOME」動画まとめ

【横長でも簡単】好きな花で作る 冬のプランター寄せ植え・レイアウトの方法
2苗で作れるから簡単!シクラメンの小さい寄せ植え【合わせ方解説】
【11月の園芸作業】花壇の整理と土壌改良・減った土を再生して足す

動画提供:YouTubeチャンネル「ともHOME

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