2025/12/27 09:15（公開） 
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「このままでもシンプルでかわいいけど……」――ユニクロのカーディガンにちょっとした工夫を施して、おしゃれにアレンジする動画が2024年10月、すてきなアイデアだとYouTubeで話題に。ねとらぼの記事でも紹介して大きな反響を呼びました（関連記事）。ねとらぼ編集部は、投稿者でハンドメイド作家のTOMさん（@Tom-atelier）に前回掲載された記事の反響や、ハンドメイドを始めたきっかけなどについて話を聞きました。
シンプルなカーディガンにオリジナリティーを加えて、よりかわいくする方法
話題になった動画では、ユニクロで購入したネイビーのカーディガンに手を加えています。まずは元のボタンを糸も含めてきれいに取り外したら、布でくるんだ“くるみボタン（包みボタン）”が家庭でも作れる「ホーム ツツミ ボタン」のセットを用意します。
ハギレをカットしてボタンに！
好きな柄のハギレを選んで丸くカットし、ツツミ機の中にそのハギレをボタンのパーツとともに入れたら、ハンマーで釘打ちするように数回叩いて、次々とオリジナルのくるみボタンを作製していきます。合計15個作り、最初はそのうち8個を元のボタンの位置に縫い付けます。さらにTOMさんは「これでもかわいいけど……」と、残りの7個を装飾として、各ボタンの間に飾りボタンとして縫い付けました。すると、一気にデザイン性あふれる華やかなカーディガンに生まれ変わりました！
さまざまな柄のボタンが並ぶだけで、ガラリと印象が変わることがわかるこちらのアレンジ動画には当時、「すごく素敵です」「めちゃくちゃオシャレにっ」「可愛いです 素敵なアイデアありがとうございます」「私もやってみたいです」などの声が寄せられました。
TOMさん「幼少期よりハンドメイドは私の生活の一部でした」
動画は現在111万再生を突破。話題になったカーディガンのアレンジの裏側や、ハンドメイドを始めたきっかけなどについて、ねとらぼ編集部がTOMさんにお話を聞きました。
――ユニクロのカーディガンのボタンを付け替える動画と前回記事には大きな反響がありましたが、反響への感想を教えてください。
TOMさん：普段から私は人と同じものを着たくないので、既製品に少しの手を加えて着ています。それを簡単に動画にしたつもりが、思いのほか皆様からの反響をいただいて、正直かなり驚きました。実際、あの動画の撮影・編集にかかった時間は2時間足らずです。個性的なデザインは躊躇（ちゅうちょ）するけど、少しくらいの遊び心を持ちたいと思っている方が多いのかなぁと思った次第でした。
――いつもすてきな作品を披露されていますが、TOMさんはどのようなきっかけでハンドメイドを始めたのでしょうか？
TOMさん：いつからハンドメイドを始めたという記憶がないくらい、幼少期よりハンドメイドは私の生活の一部でした。ハンドメイド好きな母の側で幼稚園のころから針と糸を持ち、母の真似をしてリカちゃん人形のお洋服を作ったりしてました。全て独学ですが、自分の洋服も作っています。
――最近印象的だったハンドメイドはありますか？
TOMさん：毎日何かしら作っていて、ハンドメイドは日常の一部なので特に印象的なものはないのですが、「さらしのふきん」はよく増産しています。お料理は手芸と同じくらい好きなので、キッチンで使うものは気分も上がります。新品のさらし生地に、ロックミシンで端処理をしただけのものですが、真っ白なさらし生地は台所仕事が楽しくなります。
（了）
TOMさんのYouTubeチャンネル「Tomのアトリエ」とInstagram（@tom_atelier_）では、便利な布雑貨の作り方やリメイクアイデアなど、さまざまなソーイング動画が公開中。作品の一部は「TOMのアトリエ」（minne）で販売されていますよ。
動画提供：YouTubeチャンネル「Tomのアトリエ」
