2025/12/24 08:00（公開） 
汚れで茶色くなってしまったキッチンを“魔法の水”できれいにする動画がYouTubeに投稿されました。記事執筆時点で再生回数は1万7000回を突破。この汚れの落ち具合は気持ちいい！
「魔法の水」と呼ばれる“ある液体”で黄ばみ汚れを掃除
投稿したのは、YouTubeチャンネル「おそうじ桃ちゃんねる」。剪定・伐採・草刈りなどを請け負う便利屋「よろずや桃」（@yorozuyamomo）のサブチャンネルで、こちらでは主に掃除・洗い物に関する情報を発信しています。
動画では、キッチン上部の吊り戸棚（ウォールキャビネット）をきれいにしていく様子を公開。こちらは油汚れやタバコによるヤニ汚れでかなり黄ばんでいます。かなり汚れがしつこそうですが……。
そんな場所の掃除に使用するアイテムとして選ばれたのは、「アルカリ電解水」。なんでもお掃除業界では「魔法の水」と呼ばれているそうで、泡も出ず、色もない透明な液体は確かにただの水のようです。
さっそく吊り戸棚にアルカリ電解水のスプレーを吹きつけて、下から受け止めるように雑巾で拭くと、ほぼ一吹きで表面がきれいにビックリ！ その後も同様の掃除方法で、順調に黄ばみ汚れが落ちていきます。ちなみに戸棚の取っ手部分などは、雑巾に直接アルカリ電解水をスプレーして拭いてきれいにしています。
セスキとの使い分けは？
おそうじ桃ちゃんねるさんは以前に、壁紙のヤニ汚れをきれいにする動画を公開して話題になりましたが、こちらでは「セスキ炭酸ソーダ（セスキ）」を使用していました。セスキもアルカリの力で汚れを落とすものですが、今回はなぜアルカリ電解水を使ったのでしょうか。
セスキと比べた場合、アルカリ電解水の方がアルカリ度が高いとのこと。そのため木製品などのアルカリに弱いものに使うと傷めてしまうため、壁紙ではあえて弱いセスキを使用したそうです。一方で、今回はツルツルとした化粧板で、染み込んでいくような素材ではないため、アルカリ度が高くて洗浄力が強いアルカリ電解水を使ったとのことでした。
アルカリ電解水は、他にもプラスチック素材のものなどを掃除する際に使うといいと話しています。注意点として、強アルカリ性なのでゴム手袋などで手を保護することを忘れずに。
なお、セスキよりもアルカリ度が低く、また水に溶けにくい重曹については、以前の動画で「ゴシゴシ洗うところ」の掃除に向いていると話していました。
だいたいの汚れを落としたあとは、仕上げにアルカリ電解水をスプレーした雑巾で細かいところや全体を拭いて、お掃除完了です。色の違いがビフォーと比べると一目瞭然ですね。
後半では、エアコンの外側だけを同様にアルカリ電解水できれいにしています。電化製品のためスプレーは直接かけずに、雑巾に吹きかけて拭いていますが、十分効果的なようです。
壁や棚、エアコンなどで黄ばみが気になる部分がもしあれば、年末の大掃除などでセスキやアルカリ電解水を使ってきれいにしてみるといいかもしれませんね。
「勉強になります」「ためになりました」の声
動画には、「今回も非常にためになりました。アルカリ電解水使わなくても済むように普段からキレイにしておきます」「強アルカリは壁紙を痛めるですか……勉強になります」などの声が寄せています。
同チャンネルでは他にも、お風呂の水アカや窓枠の黄ばみ汚れを落とす動画が公開中。メインチャンネルである「よろずや 桃ちゃんねる【便利屋の日常】」では、草刈り仕事の様子や、プロがおすすめするアイテムなどを紹介しており、情報はInstagram（@yorozuya_momo）でも発信しています。
動画提供：YouTubeチャンネル「おそうじ桃ちゃんねる」
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