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樹木や雑草がうっそうと生い茂り、ジャングル化してしまった空き家をプロがお手入れする様子がYouTubeに投稿されました。「丁寧なお仕事感心しました」と話題になり、動画は記事執筆時点で12万回以上再生されています。
ジャングル化した空き家の庭
動画を投稿したのは、埼玉県で便利屋「ピカ福」を営むおかちゃんさん。庭や植木の手入れから不用品回収までさまざまなサービスを提供しながら、仕事や日常の様子をYouTubeチャンネル「暮らしのサービス ピカ福」で公開しており、以前には雑草だらけの200坪の畑を手入れする様子が話題になりました。
今回は放置した結果、ジャングルになってしまった空き家の庭のお手入れをしていきます。現場に到着して状態を確認してみると、足元は一面雑草まみれ。ツル植物が駐車場を埋め尽くして屋根まで伸び、全ての窓に絡みついているという、なかなかすさまじい状態になっていました。
さらに家の側面には木がうっそうと茂り、伸びてしまった枝葉に全てを覆いつくされ、空も見えない状態です。あまりにも植物が茂りすぎて、家の裏側まで侵入できないことも明らかになりました。
なお今回は特殊伐採のプロ・アケさんの力も借り、伐採を行っていくとのこと。しかし敷地の中には依頼主さんが自分で切ったと思われる木がまばらに落ちていたり、あらゆる植物が伸び放題な状態になっていたりと、全容を把握することすら困難な状況です。果たしてこのジャングルと化してしまったお家を、キレイにすることはできるのでしょうか……?
空き家のお手入れスタート
本格的な作業に入る前に、おかちゃんさんの彼女・こぶさんは近隣の人への連絡、アケさんは隣家の伐根作業に関する対応を行うことに。その間にスタッフのミネさんとおかちゃんさんは駐車場や自転車、窓に絡みついたツタを可能な限り取り除いておきます。
その後おかちゃんさんは電話対応を、アケさんは伐採を始めました。同時にトラックを駐車するために、こぶさんは駐車場のツタ取りを進めていきます。全員で協力して植物を抜いたり、枝木を切ったりして取り除いていきますが……さまざまな植物が絡みつき、融合してしまった枝はとんでもない形状になっていました。
ここでキレイになった駐車場にトラックを入れ、引き続き作業を続けていきます。家の右側はアケさんが手前の木をカットしてくれたことで、少しスッキリしてきました。しかし中に進むとまだまだ大量の枝木が茂っていて、近隣の人はこの植物たちの枯れ葉に困っていたようです。
剪定ではなく伐採することに
その後おかちゃんさんが電話で依頼主さんに現状を報告し、作業の内容を相談。その間にもアケさんは伐採作業を進め、どんどん奥に進んでいきます。ここで木を剪定ではなく伐採することが決まり、アケさんが2本目の木の伐採に取り掛かりました。
やがて裏に入れるようになり、電話対応を終えたおかちゃんさんも作業に加わることに。木に絡まっているツルを切ったり引っ張ったりしますが、思うように取り除くことができません。絡まりすぎてじゅうたんのようになっているツルや根っこを取り除くには、かなりの力がいるようです。
その後3分の1くらい進んだかどうかという状況で、取り除いたツル植物や枝木などで1トン車がパンパンになってしまいました。家の側面もだいぶスッキリして明るくなってきましたが、まだまだ枝木が出てきそうな予感がしますね。
続いて伐採に使うスペースを確保してから、家の裏にある5本に枝分かれしている大きな木を伐採することに。周囲にガラス窓やフェンス、タイルなどがあるため、700キロまで引っ張ることができる「エンジンウインチ」という機材を使い、安全に配慮しながら木を倒していきます。
アケさんがチェーンソーで木を切り、指示を受けたおかちゃんさんが機材のエンジンをかけると、ロープがゆっくりと機材の中に巻き込まれていきます。そしてアケさんの緻密な調整により、木は予定していた方向にゆっくりと倒れていきました。
ここでおかちゃんさんは機材の操作をミネさんにバトンタッチして、別現場の様子を見に行くことに。その後も5本の木は次々と、予定通りに倒れていきました。特殊伐採のプロ・アケさんは周囲の物に配慮しながら、木の状態・地形・障害物・風向きなどを総合的に判断して、どのように伐採するのか決めているそうです。
その後も伐採やツルを取り除く作業を続けていると、庭がだいぶ開けてきました。やがておかちゃんさんも戻ってきたため、集めた枝木を回収してこの日の作業は終了。作業は2日目に続きます。
作業2日目
作業2日目。この日は雑草やフェンスについたツタを取り除きつつ、残る木を伐採していきます。実は木が隣にある公園にはみ出していたため行政で切り、敷地内に入れたという経緯があるのだとか。そのため足元には切った枝木が乱雑に積まれて、とんでもないことになっていました。
続いて窓についているツタを取っていたところ、産卵中のカマキリを発見。ツタ取りは後回しにして、2階に到達しそうな木を伐採し、枝木やツルなどを取り除いていくことにします。
その後はおかちゃんさんとこぶさんは協力して、「ツルのじゅうたん」を取り除くことに。絡まりすぎて一面に草が生えているようにも、じゅうたんのようにも見えるツルはあまりにも根が強く、男性の力で思い切り引っ張ってもなかなか抜くことができません。
どうやらこの辺りは土の上にキレイな石が敷かれ、防草シートも敷かれていた様子。しかし手入れがされなくなって枯れ葉などで埋まってしまい、分厚いツルのじゅうたんになってしまったようです。草刈り機も使いながらひたすらツルを取り除いていくと、やがてタイルも見えてきました。
最後は外壁の隙間に入ったツルも取り除き、家の正面の外壁のツタ取りもしたら、2日目の作業も終了です。あと1日で、無事に作業を終えることはできるのでしょうか……?
作業最終日
作業3日目。こちらのお家での作業も、いよいよ最終章です。まずははしごをかけて登っていき、屋根にかかるツタを取り除いていきます。こちらのツタはだいぶ枯れていたため、比較的素直に取り除くことができたようです。
この日はうっかりブロワーを忘れてしまったため、ほうきとちりとりを使って掃除をすることに。黙々と砂などを取り除いていくと、最初はその存在すら確認できなかった、美しいタイルが姿を現したのでした。最後に除草剤を散布したら、全ての作業が完了。伐採した木の幹には、穴あけ作業も行っておきました。
3日間に渡る作業の結果、庭木が好き放題に伸び、ツル系の雑草が絡まってジャングルのようになっていた家は、驚くほどすっきりと美しくなりました。空き家を放置すると倒壊や不法侵入、枝のはみだしなどさまざまなリスクが生じるため、早めに自治体や造園業者、便利屋などに相談するとよさそうですね。
「丁寧なお仕事感心しました」「全然別の家ですね!」と反響
動画には、「草や蔦がなくなった後の庭の素晴らしい景色にただ感動しました」「え~、全然別の家ですね! 作業が完璧すぎて。すごすぎる」「丁寧なお仕事感心しました。お怪我をせずにがんばってください」「ずいぶん、お金をかけて作った立派なお庭だったと思いますが、放置してしまうとこうなっちゃうんですね。お疲れ様でした」「なんか全てにおいて素晴らしい!後片付けも丁寧だし、みんなよく働くし!皆さんお疲れ様でした!」といった、たくさんのコメントが寄せられています。
その他にも便利屋「ピカ福」が手がけた仕事の様子は、YouTubeチャンネル「暮らしのサービス ピカ福」で公開中です。
「暮らしのサービス ピカ福」動画まとめ
動画提供:YouTubeチャンネル「暮らしのサービス ピカ福」
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