アリを飼い始めて9年近くになる人が、現在飼育している一部のアリたちの状況を伝える動画がYouTubeに投稿されました。「すごい!」「かわいい」「嬉しくなりますね」と話題になり、動画の再生数は記事執筆時点で2万回を超えています。

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たくさんのアリと一緒

 動画を投稿したのは、2017年から本格的にアリを飼育しているYouTubeチャンネル「あんつべChannel / 大人のアリ飼育」のあんつべさん。会社員として働きながらアリの観察や飼育、ハイキングなどを楽しむ様子を公開しており、以前には8年憧れ続けた南米産の高価で巨大なアリをお迎えする様子が話題となりました。

 ピーク時は何十種類と飼っていましたが、現在は十数コロニーに落ち着いたとのこと。その中から10種類のアリの現状を報告していきます。

 まずは、ついにお迎えした南米産の「パラポネラ(和名:サシハリアリ)」。働きアリが新たに1匹生まれ、女王アリと働きアリ合わせて4匹のコロニーとなりました。3個の繭があるので、年内には全7匹となるよう毎日しっかりエサを与えているそうです。

家族が増えたらもっと広いケースへ移す予定

 2番目に紹介するのは、20~30匹にまで数が増えたルフィペスフトハリアリです。コロニーの規模が大きくなるにつれて狩りの仕方もアグレッシブなものとなり、巣の外へ出てエサのミルワームを集団で捕まえるようになったとのこと。飼い続けると楽しさが分かることもあり、おすすめの種類だと伝えています。

エサはミルワームとゼリーのみ

 続いてはクロオオアリ。飼育して2~3年目の現在、コロニーとしては規模が小さいと感じるそうです。しっかりと気温の変化を感じさせるため、ケースごと寒い部屋へ移す予定です。

来春に向けて「寒さ」をしっかり感じさせる
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初心者におすすめな海外のアリ

 4種類目は黒と赤、黄色とカラフルな体色をしているハーベラーオオアリ。何でも食べて増えるのも早いため、海外のオオアリの中では初心者におすすめだとしています。飼育に使っているケースを結構汚すそうで、清掃や引っ越しを検討しているとのこと。

ハッキリ3色に分かれている

 5番目のムネボソアリは、あんつべさんが飼っている中では最古参。さまざまなアリを飼育してきたあんつべさんにとって“個人的に一番飼育が簡単な種類”だそうです。乾燥に強いのか、水分は基本的にエサのプロゼリーで補っていると明かしています。

簡単に飼育できる最古参

 6番目は、サービスエリアのトイレで女王アリを採集したところから飼育が始まったクサオオアリ。数は増えに増えて、100匹以上になりました。

現在のケースへ引っ越す前の飼育環境

 ケブカツヤオオアリのコロニーはまだ小さく、飼育ケースの一室で収まるレベル。成長が遅いため飼育の最初期に使っていたような小さいケースへ切り替えて、うまく給餌ができるようプランを変更するとしています。

このまま越冬させて、来年は増やす!

 8番目に紹介するキイロシリアゲアリは、アリの飼育を始めた初期からずっと飼っている種類。何年も経過したコロニーの規模は大きく、自作の飼育ケース内にたくさん生息しています。このケースはキイロシリアゲアリが実際に作る巣と構造が似ているとのこと。リアルさも手伝い、「観察のしがいがあって楽しい」とコメントしています。

とてもリアルな環境を構築できた
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原因を解明してより良い環境を

 9番目はアピカリスオオハリアリ。前年は繭や卵をたくさん産んだものの働きアリが増えず、徐々にコロニーの規模が小さくなってしまいました。明確な原因は不明としながらも、巣内部に女王アリの形をした個体が複数匹存在していることから“初代の女王アリが死んで、無精卵ばかりになったのでは”と推測しています。

 今後も繭から羽アリが生まれるのか、働きアリが生まれるのか観察を続ける予定。「大型のハリアリの中では結構サイクル短めかもしんないですね」としつつ、コロニーの復活を期待しながら様子見をするそうです。

どうなるか引き続き観察

 最後を飾るのはアシナガアリ。ケース上方の大きい部屋が居住スペースになっており、下方の小さい空間は“部屋ではなく通路のような状態”になっています。野生個体に比べて体のサイズが小さく見えるそうで、いずれはその原因を解明したいとのこと。大きくなれますように!

巣の大きさや与えるエサの量なども考えてみる
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飼育環境に驚きの声

 飼育部屋全体の状況も分かる動画には、「クロナガアリもちらりと見れて笑顔になりました。犬と一緒で同じ種類を見るとうれしくなりますね」「飼育エリアが整っててキレイすぎる…!」「すごくきれいに管理されてますね。アリさん達もみなかわいいです」などの感想が寄せられています。

 あんつべさんは、アリの飼育や捕獲、飼育用品などに関する動画や写真をYouTubeチャンネル「あんつべChannel / 大人のアリ飼育」、Instagram(@antsbase_label)、X(@antsbase_label)、ブログで発信中です。

動画提供:YouTubeチャンネル「あんつべChannel / 大人のアリ飼育