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結婚式を挙げる妹のため、双子の姉が世界に1つのウエディングドレスを手作りする動画がYouTubeで話題になっています。細部までこだわりや妹への愛情を感じられる美しい仕上がりが感動を呼び、動画は記事執筆時点で19万6000回以上再生され、7100件を超える“高評価”が寄せられました。
ずっと夢だった「妹のウエディングドレス作り」
投稿者は、ハンドメイド作家のHanaさん。YouTubeチャンネル「Hana 【 Sweetish Flower】」では、心ときめくビーズアクセサリーやスマートフォンケースなどのDIYアイデア、制作風景を中心に公開しています。過去には、100均のビーズだけで作った“高見え”アクセサリーのチュートリアル動画が話題になりました。
今回の動画は、結婚式を挙げる双子の妹さんのために、Hanaさんがウェディングドレスを作る様子をまとめたものです。
動画冒頭で、制作の経緯を明かしたHanaさん。2014年、当時中学生だったHanaさんは、石原さとみさんと松下奈緒さんがW主演のドラマ「ディア・シスター」内で裁縫素人の姉が妹のウエディングドレスを作るシーンに衝撃を受けて以来、「将来なんの仕事に就くとしても、妹と私のウエディングドレスは自分で作りたい」とずっと夢見てきたそうです。
長年の夢がかなえられるとあって、ドレスについて語るHanaさんの顔には終始うれしそうな笑顔が浮かんでいます。いったいどんな仕上がりになるのでしょうか。
大量の生地を裁断、縫製!
今回のドレスのために用意した生地は、ドレスの主役となる上品な光沢のサテン生地、繊細なラメ入りのオーガンジー生地、やわらかなソフトチュール生地の3種類。それぞれ両手で抱えるほど大量で、オーガンジー生地はなんと20メートル用意したものをすべて使い切ったといいます。
型紙は、複数のドレス関連の本を参考にしつつ、妹さんの希望を取り入れてHanaさんが自作しました。4分の1サイズの試作品でドレスの完成イメージを紹介したHanaさんは、早速制作を開始します。
授乳服仕様のビスチェ
まずはビスチェ部分を作る工程からスタート。3カ月前にママになったばかりだという妹さんが授乳をしやすいように、両サイドにファスナーをあしらって胸元を大きく開けられるデザインにしました。
背面は、妹さんからのリクエストでサイズ調整が容易な編み上げデザインに。等間隔にループを縫い付け、サテン生地を細長く縫って作ったリボンを通したら、ウエストラインをキュッと美しく見せてくれるビスチェの完成です。
ふわっふわに生地を重ねたスカート
続いては、ドレスの主役ともいえるふわふわのスカートを作っていきます。今回のドレスのスカートは、1層目がサテン生地のサーキュラー(全円)、2層目と3層目は2倍にギャザーを寄せたサーキュラーにし、3層目は更にバックスタイルのトレーンを長くするデザインを採用。理想の形になるようにしっかり計算しながら型紙を手作りし、生地を裁断します。生地が大きすぎて机に置けず、床に広げながら懸命にロータリーカッターを滑らせるHanaさん。なんとスカートの裁断だけでも2日ほどかかったそうです。
全てのパターンを切り出せたら、ミシンでひたすら縫い合わせていきます。しかし、薄くて柔らかいドレスの布はずれやすく、何度もやり直しをすることに。懸命にミシンを動かし続け、なんとかつなぎ合わせることができました。
スカートの円周が長いため、すべて手縫いしなくてはならない裾処理のまつり縫いも大仕事。一針一針縫い進め、3日かけて処理を終えました。苦労のかいあって、完成した3枚のスカートは引きつれやゆがみがなく、裾の先まで美しい光沢を放っています。
特別な思いを込めたボレロ
続いては、胸元を華やかに見せるボレロを作ります。妹さんから「素肌に直接お花が乗っているようなデザインがいい」という希望があったため、薄いソフトチュールの上にたくさんのお花を縫い付け、真っ白な花畑のように見えるデザインを採用しました。
花の飾りももちろん手作り。6枚の花びらをヒートカッターで大量に切り出し、中心を並縫いしてギュッと糸を引くと、立体的になりました。中心にパールやクリアのビーズを縫い付ければ、夢のように美しい花が1つ完成。この花をひたすら量産し、バランスを見ながらボレロの全面に敷き詰めていきます。
ボレロの背面には、手作りのくるみボタンをたくさん並べることに。制作中、ウエディングドレスのくるみボタンには「娘を大切にしてほしい」という新婦の母の思いや愛情が込められているということを知ったというHanaさんは「ドレスの細部にまで大切な意味や思いが込められていることがとてもすてきですよね」と伝えています。
お花だけでなく、同じ生地を使って蝶のモチーフも7つ作りました。これはHanaさんが妹さんの幸運を願って隠し入れた小さなサプライズとのこと。お花や蝶の縫い付けは全て手縫いのため、想像以上に根気のいる作業だったそうです。
最初に作ったビスチェに取り付けられるように上部にマグネットボタンを付けたら、まるで素肌にお花がたくさん咲いているような美しいボレロの完成です。
目を引く大きなリボン
今度は、後ろ姿のアクセントとなる大きなリボンを作ります。ゆらゆらと水が流れるような動きを持たせるため、接着芯でハリを出し半円パターンを組み合わせて立体的に仕上げました。手縫いでしっかりと固定をしたら、長くのびるトレーンにつながる美しいシルエットのリボンができました。
なお、このリボンはビスチェの編み上げのループに通して装着する仕組みのため、取り外しが簡単とのこと。着脱のしやすさや、シーンによってドレスの雰囲気を変えられる点が魅力です。
いよいよ仕上げの工程に
いよいよドレス作りも終盤へ突入。ボレロにつけたお花と同じものをさらに量産し、スカートの3層目のチュールに取り付けていきます。円周約18メートルのスカートにバランスよくお花を配置するため、カッターマットで位置を確認しながら1つずつ手縫いで付けていきました。
「お花付けの作業はやってもやっても終わりが見えず、本当に大変でした」と振り返るHanaさん。夜通し作業をして300個ものお花をつけ、バランスを見ながらビーズを付けたりクリスタルストーンを貼り付けたりします。これで、3層のスカートも出来上がりました。
最後にウエストをまとめたら、ついに世界に一着だけのオリジナルウエディングドレスが完成! 白い花々が華やかな胸元、流れるように広がるプリンセスラインのスカート、後ろ姿を美しく見せる大きなリボンやキラキラ光るトレーン……どこを見てもHanaさんから妹さんへの大きな愛情が感じられる、すてきな一着に仕上がりました。
長年の夢がかなった瞬間
最後の工程は徹夜で仕上げたというHanaさんは「長年の夢をかなえることができて、本当に感無量です」と幸せいっぱいの様子。妹さんの晴れ舞台ということで、1つ1つの工程を丁寧に作り上げたことを伝え「この動画が少しでもこれからドレスを作る人の参考になればうれしいです」と思いを明かしました。
今回のドレスの制作にかかった期間は、約3週間とのこと。動画終盤では、妹さんが完成したドレスを試着する様子や、2025年12月に執り行われたという結婚式で見事にドレスを着こなす様子も紹介しています。
「こんなの泣いちゃう」「このデザイン過去一レベルで好き」
圧巻の作業風景と美しすぎるドレスの完成に、コメント欄へは「こんなの泣いちゃう」「なんてすてきなドレス! これを着た花嫁さん(妹さん)は幸せになること間違いなしです」「数え切れないほどドレス見てきたけど、このデザイン過去一レベルで好き」と絶賛する声が多数寄せられました。
また「3週間で……すごすぎる!」「これだけの作業量と作業時間に感服しました」「裁縫が出来ない私にとっては魔法使いに見える」と驚く声や、「妹さんはこんなすてきなお姉さんがいて幸せ者ですね」「妹さんの為に最高のドレスを、という気概を感じました」「ドレスもお姉さんの気持ちもとっても美しくて涙がでた」と、妹さんへのHanaさん思いに感動する声も寄せられています。
Hanaさんは、YouTubeチャンネル「Hana 【 Sweetish Flower 】」の他、TikTok(@sweetishflower)でもアクセサリーや小物、洋服などのハンドメイドの制作動画を公開中。スマートフォンケース専門店「Sweetish Flower」の情報はInstagram(@sweetish_flower)やminne、Creemaで発信しています。
Hanaさんの動画をもっと見る
動画提供:YouTubeチャンネル「Hana 【 Sweetish Flower 】」
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