ねとらぼ
ガーデニング
2026/01/18 20:45(公開)

枝が倒れやすい植物→冬に“ひと工夫”するだけで花姿が激変! 目からウロコの裏技に「その手があったか!」「やってみます」

 冬に仕込むだけで“花姿”が激変するガーデニングの裏技がYouTubeに投稿されました。手間とお金がたいしてかからないことも反響を呼び、動画は記事執筆時点で4万1000回以上再生されています。

advertisement

アジサイの一種「アナベル」の花姿を美しく

 投稿したのは、アナウンサーで樹木医補の「やまかな」さん。YouTubeチャンネル「yamakana farm やまかなふぁーむ」にてガーデニングや家庭菜園の情報を発信しており、以前には、ダイソーで購入した鉢スタンドの活用術や、ホームセンターで揃う手頃な材料で作るレイズドベッドが話題になりました。

 今回はアジサイの一種「アナベル」に関する裏技を紹介。休眠期である冬に仕込むことで枝倒れを防止して、美しい花姿に仕上げます。

アジサイの一種「アナベル」
アジサイの一種「アナベル」

 枝がしなやかなアナベルは雨が続くと枝が倒れて花に泥が付いたり、茶色になったりすることがあります。しかし、今回紹介する裏技を使うと、枝が倒れることなくドーム状の美しい花姿となり長く鑑賞することができます。

advertisement

まず“冬の剪定”を行う

 紹介する裏技は“冬の剪定”を済ませてから行うので、まずは冬枯れの状態で茶色になったアナベルミディピンクを例に、剪定について簡単に説明します。

 アナベルは一般的なアジサイとは異なり、春に芽吹いた枝先に花芽を付けてすぐに開花する「新枝咲き」の品種です。冬の時期にはまだ花芽が出ていないので、それを切ってしまうリスクはなく、好みの位置で剪定することができます。

 剪定は花が咲いたときにどういう花姿になるのがいいかイメージしながら行うといいでしょう。基本的には上のほうでカットして芽を多く残す弱剪定だと、花の数は多くなる一方で一つ一つの花の大きさは小さめになります。その逆に下のほうでカットして芽をあまり残さない強剪定だと、花の数は少なくなる一方で一つ一つの花の大きさは大きめになります。

弱剪定の説明
弱剪定の説明
強剪定の説明
強剪定の説明
advertisement

ホームセンターで買えるワイヤーメッシュを使用

 剪定を終えたところで本題です。今回紹介する裏技は、ワイヤーメッシュを株の周辺に設置するというものです。

 ワイヤーメッシュとはワイヤーが格子状になったものであり、本来は建設現場で基礎などに使われるもの。ホームセンターで、1メートル×2メートルのものが500円前後で購入可能です。

 ワイヤーの太さについては細いもののほうが曲げやすくて扱いが容易です。今回は直径2.6ミリのものを選びました。

ワイヤーメッシュを用意する。錆びるのが気になる人は錆止めとしてペンキを塗ってもいい
ワイヤーメッシュを用意する。錆びるのが気になる人は錆止めとしてペンキを塗ってもいい

 使い方は簡単で、曲げて逆Uの字にしたワイヤーメッシュで株の上をおおうようにするだけ。株がそれほど大きくない場合は、ワイヤーメッシュをカットして大きさを調整します。やまかなさんはホームセンターの無料の作業場所で、大型ニッパーを使って幅が40センチになるようカットしてきたそうです。

 また、両端の各25センチ分は土中に埋めるため、短辺方向のワイヤーをカットして取り除き、土に刺さりやすくしておきます。

両端25センチ分ほどは短辺方向のワイヤーを取り除いておく
両端25センチ分ほどは短辺方向のワイヤーを取り除いておく

設置の仕方

 設置の方法は、曲げて逆Uの字にしたワイヤーメッシュを株元から少し離れた箇所の土に深く差し込むだけです。20センチは確実に土柱に埋めるようにします。できれば、さらにペグなどで留めて強度を高めておくと安心です。

両端を株元から少し離して埋める
両端を株元から少し離して埋める

 動画では逆Uの字の頂点の高さを剪定箇所から40センチ程度上に設定しました。いつもは剪定箇所から50〜60センチの高さに花が付くので、ワイヤーメッシュの頂点から少し頭を出したところで開花する形を意識してこの高さになっています。高さの設定については、株の状態や気候などで変わってくるので自身で調整してみてください。

剪定箇所から40センチ程度上にワイヤーメッシュの頂点がくるように設置
剪定箇所から40センチ程度上にワイヤーメッシュの頂点がくるように設置

設置後の経過を実際に追った動画を紹介

 このように冬のうちに設置すると、格子部分に各枝が入って1本ずつ支えてくれます。剪定後なので枝や芽を傷つけずに設置しやすいのもメリットです。

 また、冬のうちに設置すると、春以降に葉や花が展開したときにワイヤーメッシュはほとんど目立たなくなります。これもまた冬に設置するメリットの1つです。そうしたメリットを実感してもらうため、動画では前開花シーズンの様子も紹介しています。

 最初に白のアナベルが紹介されますが、これについては設置時期が遅れて2025年4月上旬となってしまいました。枝や芽、葉を傷つける危険性があるので本来なら冬の設置がベストです。

 設置から1カ月経って枝が伸びてくると、それぞれの枝が格子部分に勝手に入っていることがわかります。これによりワイヤーメッシュが枝を支える形となりました。格子の外に伸びていく枝があった場合は、つぼみが小さいうちに格子内に優しく入れてあげるといいそうです。

設置から1カ月経った5月下旬の様子
設置から1カ月経った5月下旬の様子

 6月の梅雨の時期には花が咲きはじめますが、格子部分に入りきれなかった枝が長雨で花が重くなって倒れてしまったのに対し、格子に入っている枝は倒れずにスッと立ったままです。この倒れた枝についても、麻ひもでワイヤーメッシュにくくりつけると立ってくれるようになります。

左下に倒れた枝が見える
左下に倒れた枝が見える

ほぼ目立たなくなるワイヤーメッシュの存在

 ピンクのアナベルのほうもワイヤーメッシュを設置したことで、長雨に負けることなく倒れずにドーム型の花姿をキープ。梅雨明けのころになってもそれをキープしていました。生い茂る花と葉で隠れてしまうので、ワイヤーメッシュの存在はほとんど目立ちません。

ワイヤーメッシュはほとんど目立たない
ワイヤーメッシュはほとんど目立たない

 これらのアナベルは今回の動画収録時にも倒れることなく冬枯れの姿を見せています。このあとワイヤーメッシュはそのままで冬の剪定を行えば、次の開花時も同様に枝が倒れることなく美しい花姿となります。ワイヤーメッシュを設置する以前は、梅雨の時期に枝が倒れて汚くなりやすかったので、夏ごろまでに剪定していたそうです。

 ここで紹介しているやり方は、ワイヤーメッシュの本来の使用目的とは違う方法での活用となるので、強度や安全面については自己責任で判断して実施してください。

「その手があったか!」「さっそくやってみます」

 手間とお金がたいしてかからない“裏技”に、「ワイヤーメッシュいいですね!」「とても良いアイディアで勉強になりました」「剪定した枝を周囲に立てて、ワイヤーを格子状に貼って支えていましたが、ワイヤーメッシュの方が楽そうですね」「その手があったか!」「アナベルは剪定したところでしたので、さっそくやってみます」「毎年枝を束ねて残念な感じになってたので、アナベルの裏技、是非やってみたいです!」というコメントが寄せられています。

 YouTubeチャンネル「yamakana farm やまかなふぁーむ」では、初心者におすすめの低木の紹介や、秋冬にやっておきたい植物のお手入れ方法なども紹介。Instagram(@yamakanafarm)でも情報発信中です。

「yamakana farm やまかなふぁーむ」動画まとめ

画像提供:YouTubeチャンネル「yamakana farm やまかなふぁーむ

【Amazon】ねとらぼ読者に選ばれているアイテムTOP3【2026年1月版】

1位:ゼブラ(ZEBRA) 油性ペン マッキー 極細 黒 5本
2位:【整備済み品】 Apple AirPods Pro Apple純正 MagSafe充電ケース付き
3位:激コロくん ななめにめくるだけ 簡単くるりん カット グリーン (90周巻 × 3本)

※本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

関連タグ

Copyright © ITmedia Inc. All Rights Reserved.

求人情報