INDEX
4:正真正銘「大人向け」ガンダム作品
全く別の観点から「閃光のハサウェイ」シリーズの見どころを紹介しよう。
本シリーズといえば、かなり踏み込んだセクシー描写である。
ヒロインのギギといい、ハサウェイの部下・ジュリア(メカニック担当)といい、露出度が高い。何なら「私、トップレスがいいんだけど」という趣旨の発言も飛び出し、ジュリアは男たちの眼前で堂々とそれを実行してしまう。
思い起こせば、前作の時点で既に官能性の強さは際立っていた。ギギの口元や胸元の強調シーンがここぞというタイミングで差し込まれていた。本作では、その表現がさらに強調されている印象だ。
また、第2部では、昼ドラ並みのドロッドロな「女の戦い」も描かれる。ギギとメイス・フラウワー(ケネス大佐の愛人)の応酬は手に汗握るものだった。モビルスーツ同士のバトルシーンよりもスリリングだったかもしれない。
したがって、ガンダム作品だからといって、全国のパパやママは小中学生のお子さん連れで本作を見に行くのはオススメしない。
映画を見終わったあと、「ねぇパパ(ママ)。あのお姉さんたちが言っていたことがよく分からなかったんだけど、一体なぁに?」と聞かれても、それは解答不能である。
以上のような点から、本作は正真正銘「成人向け」ガンダム作品だ。
※なお、本作は映倫の審査ではG区分(年齢を問わず誰もが鑑賞できる年齢制限のないレーティング)となっている
5:ガンダム初心者がいきなり本作から見るのはアリかナシか?
そんなわけで、「機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ キルケーの魔女」は「絶対に見るべき」映画である。
最後に補足事項を述べておこう。
本作の予習のために、
・「ファースト」(初代テレビアニメシリーズ)を見なきゃ!
・映画「逆襲のシャア」も見なきゃ!
などと気負う必要はない。
かく言う筆者も「閃光のハサウェイ」第1部からガンダムの世界に入門したクチだ。
しかし、いきなり「閃光のハサウェイ」第2部を見るというのはオススメできない。あまりにストーリーが複雑で、登場人物が多過ぎる。だから「閃光のハサウェイ」第1部は最低限予習した方がいい。
筆者が思う理想のルートは、
(1)映画「閃光のハサウェイ」第1部
(2)映画「閃光のハサウェイ」第2部(本作)
(3)映画「逆襲のシャア」(「閃光のハサウェイ」の前日譚の位置付け)
(4)「機動戦士ガンダム 劇場版」3部作(初代テレビアニメシリーズの総集編)
である。
なお「閃光のハサウェイ」第1部と第2部の直後に「GQuuuuuuX(ジークアクス)」を見てしまうと、大いに混乱する。くれぐれもご注意を。
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