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アクセサリーなどから「金」を集めて1つのインゴットに仕立て直すという動画が、YouTubeで「まぶしっ」「見てるだけでワクワクする」などの反響を呼んでいます。
※本動画は精錬・加工・検証を目的としたもので、売却や取引を推奨するものではありません(動画説明欄より)
集めた金を1つの塊に
動画を投稿したのは、YouTubeチャンネル「ゴールドハンタービンゴ」(@金塊ビンゴ)。指輪やブローチなど、金を使ったさまざまな物を集めて、大きな金のインゴットを作ろうという企画で人気を集めています。
今回はこれまでに作った一番大きな160.03グラムの金インゴットに、ちいさなインゴットを融合させて、より大きなインゴットを作っていく様子を披露しました。
用意した金を見ていくと、1つはブックオフで購入した2万2000円のカメオブローチから取り出した重さ2.5グラムのちいさな金の塊。ていねいに分解して14金の土台を取り外し、バーナーで溶かして丸まった塊を水に入れました。
冷却された塊からは黒いカスのようなもの出てきましたが、金に混ざっていた銀や銅やパラジウムなどが酸化して剥離したもので、こうすることで純粋な金を取り出すことができるそうです。
重さ2.5グラムの金の体積は0.17立方センチメートル、比重は14.7。価値は3万6000円になるといいます。購入金額よりプラス1万4000円の得をしました。
ほかにも「ヤフオクで購入した5万9300円の真珠とダイヤモンドの18金リング」「ブックオフで購入した3万3000円のカメオブローチ」「ヤフオクで購入した3万2789円の赤い石付きリング」「ヤフオクで購入した9040円のロレックス(レディース)のベルトのコマ」から取り出した金を、合体させて重さ9.81グラムのちいさなインゴットが出来上がります。
金を溶かすときに使うチョコ皿に残ったスパッタと呼ばれる金の粒もかき集めて合体させており、そちらは0.06グラムほどになるそうです。
さらに「ヤフオクで購入した1万4230円のロレックス(メンズ)のベルトのコマ」「ヤフオクで購入した25万9000円の金歯」「ヤフオクで交友した5802円の真珠のペンダント」「ヤフオクで購入した3万2000円の10金リング」「フリマアプリで購入した4万1900円の指輪」で取り出した金も用意して、これまでに集めた金をひとまとめにしていきます。
溶かし合わせる金の重さは30.41グラム。手持ちのインゴットは160.03グラムで、単純計算で190.44グラムになります。
全部溶解して型に入れると……
まずはチョコ皿に入れたインゴットと金塊をバーナーで熱して溶かしていきます。液状になった金を人造黒鉛で作られた金型「グラファイトモールド」に流し込みます。
グラファイトモールドは、金との急激な温度差をなくすためバーナーで予熱しておくことがコツなのだとか。
インゴットの形になった金を水に入れて冷却し、表面についている酸化被膜を洗い流すため酸洗い液に15分ほど漬け込みます。
酸洗い後の液体には金属イオン、銅、銀、亜鉛などが溶け出している可能性があり、環境汚染の心配があるので絶対に下水に流さず、適切に保管・処理しなくてはいけないのだそうです。
酸洗いを終えて完成した金のインゴットを計測すると、なんと重さは190.26グラム。鋳造減りによって0.18グラムが消失しましたが、立派なインゴットが出来上がりました。
しかし、インゴットの真ん中が凹んでいることが気になるといい、再び溶かして作り直すことにしました。
2度目はグラファイトモールドに塗っているオリーブオイルを少し増やして再挑戦。すると油が偏り、インゴットはいびつな形になってしまい、再々挑戦することにします。
3度目でやっと成功
3度目は、オリーブオイルを塗らずに溶かした金をグラファイトモールドに流し込みました。すると表面が滑らかな長方形に仕上がりました。型から外した直後は「チタンの焼け色みたいな青紫」と表現されるきれいな色をしています。これは銅などが作りだした極薄の酸化膜で、一瞬だけ見られる束の間の色なのだそうです。
酸洗い後に計測してみると、重さは190.37グラムという結果に。わずか0.07グラムの鋳造減りで、18金のきれいな金のインゴットが出来上がりました。
その後、最後の仕上げとして磨き棒を使って表面をゴシゴシと磨いていきます。しばらくすると金はきれいな輝きを放ちはじめます。
これはやすりなどと違い、削っているのでなく押しつぶしているで金の重量に影響がないそうです。金は柔らかく伸びる金属なので、硬い磨き棒で強くこすると表面の細かい凹凸が横に倒れ、圧縮されるとのこと。金を鍛えて締めることで、鏡のように光りはじめるのです。
ぴかぴかのインゴットに
大きく育ったビンゴさんの金のインゴットは、これまでの総仕入れ額が269万7299円。18金というのは75%が純金という意味なので、インゴットの重さに0.75を掛け、142.8グラムの純金がインゴットに含まれていることが分かります。
この含まれている純金の重さに、動画撮影時点の純金1グラムの買取価格2万7994円を掛けると399万7500円。総仕入れ額を引いて、130万円ほどの儲けが出たことになります。
「大きく育った!」「ロマンです」と反響
金のインゴットが大きくなる様子に、コメント欄には「まぶしっ」「おおー! 大きく育った!」「磨き棒後の美しさやばばーー!!」「よ、400万円! 凄い⋯」「半端金をここまで地道に集めるなんてロマンです」「インゴットの形までこだわるストイックさ…好きだなぁ」「いったいどこまでの大きさになるんか楽しみや」「見てるだけでワクワクする」「我が子の成長を見てるかのような気持ち」などの反響が寄せられています。
なお、ビンゴさんは金の溶解作業について、「非常に高温かつ危険」とし決して安易にまねをしないよう注意を呼びかけています。作業は動画を撮影するにあたり安全管理を徹底しつつ進めており、「知識・設備・環境が整っていない状態での再現は大変危険」とのこと。もし作業を行う場合には、必ず専門知識を持つ人物の指導下で、適切な設備と安全対策を徹底するよう求めています。
また、この動画は「実験」「検証」「記録」を目的としており、金の溶解・加工を推奨したり助長するものではないことも明記されています。
動画提供:YouTubeチャンネル「ゴールドハンタービンゴ」(@金塊ビンゴ)
ビンゴさんのインゴット育成
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