ねとらぼ
2026/03/13 19:00(公開)

大量の靴を履き倒したプロが選んだ“最強スタメン4足”→まさかのラインアップに「衝撃受けた!」「目から鱗」

 プロが履き倒した末に選んだ“最強スタメン靴4足”を紹介する動画が、YouTubeに投稿されました。動画の再生数は記事執筆時点で7万3000回を超えており、1300件以上の高評価を獲得しています。

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今の季節のスタメン

 動画を投稿したのは、「一般社団法人 足と靴と健康協議会(FHA)」が認定する「シューフィッター」の資格を保有しているYouTubeチャンネル「シューフィッター佐藤靖青(旧・こまつ) 足と靴のスペシャリスト」さん。靴の設計や修理業務に従事した経験も生かしながら、シューフィッター14年のベテランとして靴に関する情報を発信しています。過去にはワークマンやコロンビアのシューズを取り上げ、話題を集めました。

 佐藤さんは仕事柄、1年間に多数の靴を履きますが、その中には今でも現役で履き続けている靴が4足あるとのこと。「足が楽か」という観点だけで選ばれたそれらを、仕事がある日や雨天時、休日などさまざまな場面で使い分けているそうで、今回の動画では靴と組み合わせて使っているインソールも含めてその特徴や履き心地を紹介します。

現在も使い続けている靴を4足紹介
足への影響なども含めて現在のスタメン4足を紹介!
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史上最高に「楽な靴」

 最初に紹介するのは、アルトラの「フォワードエクスペリエンス」(2万350円)。現在は廃盤となっており、後継モデルには「エクスペリエンス フロー3」「フォワード ヴィア2」などが該当するそうです。27.5センチ用のサイズで重量250グラムと軽い上に、つま先部分は幅広で窮屈さが一切なく、とにかく楽。これまでの人生で履いてきた靴の中で最も楽だそうで、「正直大当たりだった」と明かしています。

モデルチェンジのため1万5000円で購入したアルトラの「フォワードエクスペリエンス」
モデルチェンジのため1万5000円で手に入った

 4.5センチの極厚クッションのおかげで長時間履いても翌日にダメージは残らないそうです。足の甲とかかとの部分はタイトなため万人向けではないものの、足にフィットした場合は非常に型崩れしにくいとのこと。仕事用の靴として1年で一番履いていますが、かかとはほとんど減っておらず今も形状を保っています。

 そんなフォワードエクスペリエンスのインソールとして相性が良いと感じたのは、シダスの「シティプラス」。フォワードエクスペリエンス純正の物は柔らかく、歩行時の「ゆっくり沈み込む感じ」が気になったので、あえてクッション性ゼロのシティプラスを採用したそうです。

アルトラの「フォワードエクスペリエンス」にインソールとして組み込んでいるシダスの「シティプラス」
相性が良かったシダスの「シティプラス」
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完成度の高い1足

 2足目は、サロモンの「XA PRO 3D V9 WIDE GORE TEX」(2万2000円)。防水性が高く、ひもの代わりに「クイックレース」を使った作りのため、雨の日や寒い日に活躍します。ゴツゴツした外見に対して内側はほぼ段差がなく、履き心地はソックスに近いとのこと。

コードで脱着が可能なサロモンの「XA PRO 3D V9 WIDE GORE TEX」
コードを引くだけで靴が締まる仕組み

 かかとにフィットする設計で、靴底に1枚のプレートを内蔵し、指先の可動域もしっかり確保。山や岩場を歩くことを前提に作られているため、安定感は抜群です。クイックレースはつま先にまで通っており、これが靴の広がりを防止。長時間歩いても足を痛めにくい仕様となっています。

 土踏まずを支えてくれる構造と、靴底のプレート、クイックレースのおかげで疲れにくい設計の同商品。非常に完成度が高く、インソールを変えても差は生まれなかったため、純正品をそのまま使用しているそうです。

完成度が高く純正品のインソールをそのまま使っているサロモンの「XA PRO 3D V9 WIDE GORE TEX」
インソールはそのままでOK!

手軽さと清潔感が光る

 3足目はナイキの「エアフォース1 ’07イージーオン」(1万6500円)。バスケットボールシューズのため軽くはなく少し硬さもありますが、足元を一切見ずに脱ぎ履きできる完全ハンズフリーという点が最大の特徴です。近所の店へちょっと買い物に行く際など、プライベートでサンダル代わりに使っているとのこと。

デザイン面も含めてプライベートで履く靴として優れているナイキの「エアフォース1 '07イージーオン」
日常生活で大活躍

 ハンズフリーの靴にはデザイン的に“難”のある物もありますが、同商品のそれは非常にクラシカルでシンプル。清潔感があるウォールホワイトの靴は1足持っていて損はないとしています。また、その白さを保つためのお手入れには、クリーナーが1本あれば十分。3分で済む手軽さも大きなメリットです。

 使っているインソールは、タンニンでなめされただけの牛の革から切り出した自作品。タンニンが雑菌の繁殖を防ぎ、革が汗を吸い取ってくれるので臭くなりにくい上、履き続けることでどんどん自分の足にインソールがフィットしていくと説明しています。

レザー生地に純正品のインソールをあてがい型を取る様子
切り出した革をインソールとして使用

とても重宝している革の靴

 最後に紹介するのは、GUの「リアルレザーダービーシューズ」(4990円)。佐藤さんはこれを葬儀用の靴として使っており、3年前に購入してから5~6回は履いたそうです。安価ですが裏地の合成皮革は全く加水分解しておらず、頻繁に使うわけではないものの、とても重宝している1足としています。

セールで買ったGUの「リアルレザーダービーシューズ」
セールのため2000円かからなかった

 革の質が非常に良いわけではありませんが、紳士靴で一番オーソドックスなデザイン「プレーントウ」を採用しています。冠婚葬祭や採用試験の面接などフォーマルなシチュエーションにもぴったり。靴表面には天然の革を使っているため、クリームで磨けば傷は消えてしっかりとピカピカになります。

 ただし同商品の純正インソールは蒸れやすくて臭うと指摘しており、ニューバランスの「サポーティブリバウンド」と交換して着用しているとのことです。純正品は強力に接着されており剥がすのは大変ですが、交換したことで蒸れが気にならず、とても楽な靴に仕上がったと振り返っています。

GUの「リアルレザーダービーシューズ」に組み込んでいるニューバランスの「サポーティブリバウンド」
これなら蒸れも気にならない

 動画では番外編としてスタッフ激推しの1足、ニューバランス「2002R ゴアテックス」(2万7940円)も紹介。独自のカスタマイズを施しており、靴ひもはサロモンのクイックレースに変更して、インソールにはシダスの「スパイクプラス」を使っているそうです。

スタッフが使っているニューバランス「2002R ゴアテックス」
スタッフの靴も1足紹介

 なお、スタメンは季節によって変化し、夏にはサンダル中心のものを履いているとのこと。それらは別の動画で紹介する予定だそうです。

 コメント欄には、「インソールって選択できるんだ 衝撃受けた!」「インソールは『これがベスト』って動画は見た事あるけど、靴によって変えてる人初めて見たかも」「お葬式用の靴の考え方、目から鱗が落ちました」「ヌメ革インソールいいですよね、脱いだ時に足指がベトつかないしソックスも湿ってない」「ここの投稿見るようになって希少性よりも実用性重視するようになってきた」などの感想が寄せられています。

 佐藤さんは「日刊SPA!」にて靴に関する記事を定期連載中。直接対面でのフィッティング会やオンライン相談、お買い物の付き添いの詳細は公式Webサイトから確認できます。

動画提供:YouTubeチャンネル「シューフィッター佐藤靖青(旧・こまつ) 足と靴のスペシャリスト

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