1000万円かけて輸入したヘビの遺伝子を受け継ぐ卵をふ化させる様子や、生まれたヘビの赤ちゃんを紹介する動画がYouTubeで話題です。動画は記事執筆時点で7万3000回以上再生され、940件を超える高評価を獲得しています。
※ヘビが苦手な人は閲覧注意です!
1000万円かけて輸入したヘビ
動画を投稿したのは、ヘビをはじめとした生き物が大好きで、たくさんの生き物と暮らしている真夜中のビバリウムさんです。普段はYouTubeチャンネル「真夜中のビバリウム」に、飼育している生き物たちの様子などを投稿しています。以前には、世にも珍しい双子のヘビが誕生した場面が注目を集めました。
今回話題を呼んだのは、1000万円かけて輸入したヘビの卵がふ化し、赤ちゃんが誕生する場面を収めた動画です。投稿主さんは2024年に「ボールパイソン専門店【MIDNIGHT VIVARIUM】」をオープンし、生体の販売などを行っていました。しかし日本最大規模のヘビの繁殖場「DEU Reptiles」の後任を務めることとなり、現在はこちらで働いています。
ボールパイソンの卵をふ化させる
今回の動画は、DEU Reptilesのブリードルームからスタート。まずは卵を抱えている、「Redstripeクラウン」というモルフ(色や柄などを含む、見た目の品種のようなもの)のメスを見せてくれました。このメス自体もとても立派ですが、実はこのメスと掛け合わせたオスは「コスモス モハベYB WF Clown 66%ゴースト」という、とても特別な個体なのだといいます。
メスが抱えている卵の父親であるオスの正体は、DEU Reptiles が1000万円を使って輸入し、繁殖をしている「コスモス」という新しいモルフのボールパイソンです。輸入したオスが成長して、メスと繁殖してくれるようになりました。
ボールパイソンたちについて説明した後は、卵を抱えているメスから採卵をすることに。このメスは7個の卵を持っていましたが、うれしいことに全て有精卵のようです。有精卵はひっくり返すとよくないため、上がどちらかわかるように印を付けておきました。
今年の1クラッチ目だという7個の卵は別の容器に入れ、温度と湿度が管理されたインキュベータールームへと移動。この部屋で管理すると卵は50~55日でふ化し、ヘビの赤ちゃんが生まれてきます。
なお2025年はこの部屋で180クラッチ、約1500匹の赤ちゃんが誕生したのだとか。2026年はまだ1クラッチ目ですが、妊娠しているメスがたくさんいるとのことなので、どんどん部屋がにぎやかになっていきそうですね。
謎に包まれたモルフ・コスモス
その後投稿主さんは2025年に同じコスモスのオスから生まれ、まだブリードルームにいる3匹の子ヘビを見せてくれました。今回注目している「コスモス」はグラナイトとも呼ばれる、とても細かくて乱れるような柄を特徴とするモルフなのだそうです。
また「モハベ」というモルフは大きな丸い模様が横に伸びたような、栓抜き柄とも呼ばれる見た目の品種とのこと。そのモハベにコスモスが加わると大きな変化が起きて、なんとも表現しがたい、インパクトのある柄になることがあるのだとか。
卵を見守る
7個の卵をインキュベータールームに入れて、1カ月半後。ヘビの卵はふ化直前になると表面がへこんできますが、今のところ卵に大きな変化は見られません。ふ化予定日まで残り10日になると、卵の表面が少しへこんできました。
採卵から56日、ふ化予定日を1日過ぎた卵は、いつ生まれてきてもおかしくない状態になっていました。そして卵にはいつの間にか、中からボールパイソンの赤ちゃんが付けた、小さな切れ込みが入っています。よく見ると切れ込みが浮いたり沈んだりしているので、明日には顔を出すかもしれません。
一晩経って様子を見に行くと、1個の卵からひょっこりと頭が出ていました。そのほかにも2個亀裂が入っている卵があるため、卵の殻をハサミで切る「エッグカット」をすることに。卵の中には、どんな赤ちゃんがいるのでしょうか。
まずは頭を出していた卵から始めて、切れ込みが入っている卵を2個、さらに残る卵も切っていきます。切った隙間から見る限り7匹とも健康状態は悪くなさそうなので、数日経過すれば自力で卵から出てきてくれそうです。
エッグカットから1日後には何匹か卵から出てきて、その後7匹とも無事に卵から出てきてくれました。そして同じクラッチの卵から生まれてきた、クラッチメイトと呼ばれるきょうだいたちの様子を見てみると……なぜか7匹ともぎゅっとくっつき、団子のように固まっていたのでした。
ヘビの赤ちゃんは生後2週間ほどで脱皮するため、それまでは1つのケースで管理するとのこと。そしてファーストシェッドと呼ばれる初めての脱皮が終わったら、1匹1部屋にしていきます。
なお今回生まれた7匹のうち、乱れた柄が特徴的なコスモスは1匹だけでした。合わさる品種によって見た目がガラリと変わると考えると、ボールパイソンの遺伝や繁殖は非常に興味深いですね。
コスモスは未知数なことが多いモルフですが、1つではなく2つかそれ以上の品種が合わさることで、この見た目になっている可能性があると言われているそうです。投稿主さんもこれまでの経験から、2つ以上の品種が合わさることで生まれている可能性があるとと考えているとのこと。とはいえまだまだ未知数なので、今後も繁殖や検証を続けていくそうですよ。
難しい遺伝の話はさておき、健康的に生まれてきてくれたヘビの赤ちゃんのかわいさにうっとりしている様子の投稿主さん。今後はヘビの赤ちゃんたちの家族になれるようにお世話しつつ、自分でエサを食べられるようにエサに慣らしていくとのことでした。
「コスモスキレイ」「みんな無事に育ってほしい」と反響
この投稿に対し、YouTubeでは「研究室みたいな施設ですごいですね!ひっっっさしぶりに見たので色々と空いた口が塞がらなかったです」「元気に育つんだぞ〜おチビ達!」「コスモスキレイ」「ふ化してたまごから頭を出していた子ヘビがかわいかったです、みんな無事に育ってほしいですね」などの声が寄せられました。
投稿主さんは、YouTubeチャンネル「真夜中のビバリウム」やX(旧Twitter/@mayo_viva)、Instagram(@midnightvivarium)で情報を発信中。飼育しているヘビたちや、チャウチャウ犬の写真や動画を見ることができます。
他の投稿を見る
動画提供:YouTubeチャンネル「真夜中のビバリウム」
【Amazon】ねとらぼ読者に選ばれているアイテムTOP5【2026年4月版】
1位:【16%OFF】[ザ・ノース・フェイス] GEOFACE BOX TOTE NM32355
2位:【WEB限定】[アニエスベー] ロゴトートバッグ GO03‐01
3位:[キタムラ] 斜め掛けショルダーバッグ R-0702
4位:【14%OFF】[ザ・ノース・フェイス] ショルダーバッグ Pyrenees Shoulder S
5位:[アフタヌーンティー リビング] ショルダーバッグ JA35













