ニュース
» 2005年09月17日 02時16分 公開

「ゲームが変わる。TGSで変わる。MGSが変える」――小島監督MGS4トークショウ東京ゲームショウ2005――コナミブース

プレイステーション 3タイトルとして発表された「METAL GEAR SOLID4」。その最新映像を携えて小島監督が堂々登場! 実際にプレイできるのはまだまだ先のようだが、PS3の、そして「METAL GEAR SOLID4」の大きな可能性を感じさせてくれるトークショウだった。

[仗 桐安,ITmedia]
画像 小島監督、登場(中央)。右は新川洋司氏。トークショウは和やかなムードで始まった

 小島秀夫監督のもと鋭意開発中であると言う「METAL GEAR SOLID4」(以下、MGS4)。今回のTGSでは新情報がいろいろと明らかになった。

 アートディレクターの新川洋司氏も交えてトーク半分、映像半分という割合だった今回のトークショウ。まず最初に上映されたのがスネークと雷電のリアルでコミカルなイス取りゲームのムービー。これはE3でも流されたトレーラーである。小島監督曰く「このムービーには実は続編があるんです。やっぱり雷電はスネークから主役の座を奪おうとしているんですよ」「長いんですけど、気合いが入った映像を今からお見せします」とのこと。

 というわけで続いて始まった長いデモムービーは、雷電を主役に据えたさらにリアルでさらにコミカルなもの。10分かそこらはあっただろうか、雷電がスネークの存在を消したいがために過去に遡るのだが、タイムパラドックスの名のもとに幾多の災難にあい(これが本当にはちゃめちゃでどたばたでかなり笑わせてくれる)、果ては意外な画面のなかにも登場し、結果としてスネークの世界の歴史は覆らない、という壮大なセルフパロディムービーだ。「MGS4よりも気合い入っていますよこれ」と冗談めかして小島監督に言わしめたこのムービーは、本当になかなかの力作で、コナミの技術の底力を堪能できる。

 気合いの入ったデモムービーのあとは、ソニー・コンピュータエンタテインメントの久夛良木健氏からのビデオメッセージが紹介された。

「普段めったなことでは驚かない私だがMGS4の映像にはかなり驚かされた。ひとりのメタルファンとしてMGS4の完成を心待ちにしています」と久夛良木氏。

画像

 続いて、いよいよMGS4の最新映像公開となった。

画像 今回のスネークは、なんと、じじぃ!渋すぎる!
画像
画像
画像 迫力の映像は数分間続いた。その全容はぜひ会場で確かめてほしい

 公開された映像を見てため息も漏れそうな会場に、さらに追い打ち。小島監督自ら「世界初です!」と豪語した「PS3実機によるグラフィック関係の製作過程を公開プレゼン」コーナーである。MGS4のシステムプログラマーである“べーやん”こと高部邦夫氏が登場。高部氏の実演により、大画面にスネークが映し出された。その映像をもとにいかにグラフィックの微細な部分まで作り込まれているかが説明されたのだ。

 フルポリゴンなのでもちろんどの角度からどう見てもスネークの体は存在しているわけだが、その映像としての作り込み度は半端ではない。たとえばパッと見は分からないが、スネークの胸の部分を極限まで拡大していくと、オタコンのマークが刻んであったりする。さらには背景を夕暮れっぽくしたり被写界深度(要するにピント)を自由自在に操ったりということも、スネークが存在するその画面で好きなように操作できてしまう。3Dポリゴンの現段階での最先端であろう技術を高部氏は余すところなく実演してくれた。

画像 余りにリアルなスネーク。次世代を感じさせてくれるプレゼンだった

 その後は小島監督によってMGS4の現段階でのコンセプトが語られた。気になったフレーズを列挙していくと「今度のMGSの舞台は戦場。ありとあらゆる戦場でスネークが戦争に関わっていく」「誰が敵で誰が味方かを自由に選べる。どの勢力につくかを選択できる」「MGS2の数年後、近未来の世界」「人の心の核になる部分、センスに迫っていくのが今回のテーマ」「見えないものへの挑戦。例えば敵の心理を読んで対処したりだとか」「今回のスネークはじじい。じじ萌えゲームです。じじばばばっか出てきます」「若い子はつるんつるんじゃないですか。ようやくCGでじじばばが表現できるようになった」などなど。遊べる日はまだまだ先であろうが期待の高まる発言の数々である。

画像 コンセプトは固まっている。あとは製作あるのみ!

 その後MGS4内でのメカとかキャラクター、さらには武器などの紹介。「武器はアタッチメント自在、カスタマイズの選択肢が多い」「じじ萌えにもお勧めだし、装備萌えにもお勧め」「金属の種類で塗装や光沢のグラフィックが違う」とは小島監督。

画像 いつになったら遊べるのだろうか。続報を心待ちにしたい

 来場者の期待は相当に高かったらしく、始まる前から相当数の人々がショウの開催を待っていた。結果としてはトークショウは大盛況のうちに幕を閉じたわけだが、MGS4にとってはまだまだスタートライン。今後の開発でこのタイトルがどのような進化を遂げていくのか、小島監督たちへの期待はさらに高まるばかりだ。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

昨日の総合アクセスTOP10

  1. /nl/articles/2205/09/news144.jpg 誰にもバレずに20年 別荘を解体中にバスルームから“とんでもないモノ”が見つかる 「わけがわからない」と困惑
  2. /nl/articles/2205/23/news131.jpg ジャガー横田、愛車・BMWが高速手前でエンスト 九死に一生も原因不明の故障に「新車でまだ一年半なのに…」
  3. /nl/articles/2205/23/news185.jpg 中村江里子、174センチの長女&181センチの中学生長男に驚く声 「足ながっ!!」「モデルになれそう」
  4. /nl/articles/2205/23/news105.jpg キンコン西野、“勝手に出された婚姻届”にまさかの展開 証人欄にはお世話になっている「森田一義って名前が」
  5. /nl/articles/2205/23/news158.jpg 「チコちゃん」マナー講師が炎上で、エガちゃんの株が上がってしまう 「エンタメの見本」「エガちゃんはやっぱり偉大」
  6. /nl/articles/2205/23/news128.jpg ドワンゴ、「ゆっくり茶番劇」商標問題への対応策発表 商標権の放棄交渉や独占防止のための「ゆっくり」関連用語の商標出願
  7. /nl/articles/2205/22/news047.jpg Blenderで作ったパンケーキがなんかおかしい 作者も「なぜ…」と困惑するナゾ挙動に「電車で吹いた」「一生笑ってる」の声
  8. /nl/articles/2205/23/news025.jpg モッフモフの大型犬と娘が「すやぁ……」 大きなワンコに包まれ、添い寝する光景に「幸せな時間」の声
  9. /nl/articles/2205/23/news119.jpg 神田うの、元『プチセブン』モデルたちと“同窓会”ショット ほしのあき、SHIHOらが集合「豪華な顔触れ」
  10. /nl/articles/2110/24/news050.jpg 庄司智春、愛車ダッジ・チャレンジャーが廃車に ガソリンスタンドで炎上、ボンネットから発煙し「やばい」

先週の総合アクセスTOP10

  1. 人気動画ジャンル「ゆっくり茶番劇」を第三者が商標登録し年10万円のライセンス契約を求める ZUNさん「法律に詳しい方に確認します」
  2. 華原朋美、“隠し子”巡る夫の虚言癖に怒り「私はだまされて結婚」 家を飛び出した親に2歳息子も「もうパパとはいわなくなりました」
  3. フワちゃん、指原莉乃同乗のクルマで事故 瞬間を伝える動画が「予想の10倍ぶつけてる」「笑い事ではない」と物議
  4. 「ゆっくり茶番劇」商標取得者の代理人が謝罪 「皆様に愛されている商標であることを存じておらず」「爆破予告については直ちに通報致しました」
  5. YOSHIKI、最愛の母が永眠 受けた喪失感の大きさに「まだ心の整理ができず」「涙が枯れるまで泣かせて」
  6. 「ディ、ディープすぎません?」「北斗担、間違いなく命日」 “恋マジ”広瀬アリス&松村北斗、ラストの“濃厚キスシーン”に視聴者あ然
  7. 有吉弘行、上島竜兵さんへ「本当にありがとうございますしかなかった」 涙ながらの追悼に「有吉さんが声を詰まらせるとは」
  8. 岩隈久志、高校卒業式でドレスをまとった長女との2ショットが美男美女すぎた 「恋人みたい」「親子には見えません」
  9. キンコン西野、勝手に婚姻届を出される 「絶対コイツなんすよ」“妻になりかけた女性”の目星も
  10. 子猫のときは白かったのに→「思った3倍柄と色出た」 猫のビフォーアフターに「どっちもかわいい!」の声