優しさから感動へ、立川から全国へ「イース」、「イースII」:ゲイムマンの「レトロゲームが大好きだ」(1/3 ページ)
今年20周年を迎え、さまざまな企画で盛り上がる「イース」シリーズ(日本ファルコム)。数々のPCや家庭用ゲーム機で発売された、名作アクションRPG。実は、わたしが初めてプレイしたコンピューターRPGでした。
“優しさの時代”を築き上げた作品
「イース」は、「ドラゴンスレイヤー」、「ザナドゥ」など、PCで人気のRPGを世に送り出してきた日本ファルコムが、1987年に発売したゲームだ。
当時のPCゲームは、初期のRPGやアドベンチャーゲームの影響が残っていたためか、“謎解き”の要素が強かった。試行錯誤を繰り返してみても、先へ進む方法がわからないなんてことはザラ。
わたしなんかは根性がないから、もっぱら雑誌の攻略情報が頼りだった。当時の「コンプティーク」には、ずいぶんお世話になったもんだ。
そんな状況で、過度に複雑な謎を盛り込まず、誰でもエンディングにたどり着けるように、“優しさ”をコンセプトとして作られたアクションRPGが、「イース」である。
主人公は、赤い髪の毛がトレードマークの冒険家、アドル・クリスティン。
エステリアという国に来たアドルは、着いた途端にモンスターに襲われ、地元の人々に助けられる。モンスターが現れるようになった原因を探るため、アドルがミネアの町を訪れたところから、ゲームは始まる。
町で情報を得て、武器・防具を買って、フィールドに出てモンスターと戦い、レベルを上げていく。
モンスターとの戦闘は、体当たりでのぶつかり合い。この際、体半分ずらしてモンスターと当たると、ダメージを受けない(「半キャラずらし」とよばれる)。
町や野外のフィールドなどでは、動かないでいると少しずつ体力が回復する。迷宮内では回復しないが、「ヒールリング」というアイテムを手に入れると、どこでも体力を回復できる。
さらに、いつでもデータセーブができるなど、とにかくゲームシステムが親切で、ゲーム初心者でも理解しやすい。
アクションゲームとしての要素が高まるのがボスキャラ戦。ここでは単純にぶつかっていくだけでは駄目で、ボスキャラの動きをよく見て、攻略法を探っていく必要がある。このときだけは体力も回復しないし、セーブもできない。
RPGとしては、プレイ時間はやや短いかもしれない。だがその中に、オープンフィールドや、周りの見えない廃坑、巨大なダームの塔など、変化に富んだ冒険の舞台があり、古代王国と6冊の本を中心としたストーリー、雰囲気のある背景世界がある。
そして、占い師のサラや、記憶をなくした少女フィーナ、詩人のレアなど、印象に残る登場人物がいる。
“優しさ”のあるゲームバランスだったからこそ、「イース」の物語を、多くのプレーヤーたちが体験できたのだ。
PCショップをジャックしたオープニングデモ
翌1988年、「イースII」発売。
“優しさから感動へ”のキャッチフレーズが示すとおり、前作の優しさは継承しつつ、新しい要素を数々盛り込んだゲームとなっている。
例えばオープニング。朝日が差すダームの塔や、草原、イースの国などが、スタッフロールと交互にフラッシュバックする。特に、イースの草原で倒れているアドルを見つけた、少女リリアの振り返りが評判になった。
「イースII」が発売された頃、PCショップのゲーム売り場では、このオープニングデモが店頭でよく流されていた。PC-8801、PC-9801、FM77AV、X1turbo、MSX2と、各機種版が短い期間に次々とリリースされたため、全機種の売り場で、リリアが振り返ったり、ダームの塔が沈黙したりしていた。おかげでわたしもソフトを買う前から、オープニングのBGMを覚えてしまっていた。
そう、「イース」も「イースII」も、BGMがとても印象的。わたしが初めてプレイしたのはMSX2版で、他機種版と違ってFM音源に対応していなかったのだが、それでもPSG音源の持つきれいな高音の音色をうまく生かして、FM音源に引けをとらないアレンジになっていた。
特にわたしは、「イースII」で最初のフィールド・廃墟に出たときの曲(RUINS OF MOONDORIA)で、打楽器が「カン、コン、カン!」と鳴るところが好きだった。
「イース」から「イースII」になって、いちばん大きく変わったのは、魔法が使えるようになったことだ。火の玉を飛ばすファイヤーや、行ったことのある町へ戻れるリターンなど6種類。
テレパシーの魔法がおもしろい。アドルがモンスターに変身することで、ほかのモンスターから情報を聞き出したり、人間が本来入れない場所に入れてもらったりできる魔法だが、遭遇したほとんどのモンスターと話ができるので、ザコキャラが何を考えて行動しているのか、聞くことができるのだ。
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