明日からNINTENDO SPACEWORLD 2000が開催される幕張メッセにおいて,長い間「ドルフィン」という仮称で呼ばれていた,任天堂の新ゲームマシン「NINTENDO GAMECUBE」の詳細が明らかにされた。
まず,メモリに1T-SRAM技術を,MPUには2次キャッシュメモリをそれぞれ採用することで,ハイクオリティなゲームの開発が容易となっている。
注目のソフトウェアは,直径8センチの「NINTENDO GAMECUBE DISC」で供給される。このディスクは,コンパクトながら1.5Gバイトの容量を持つという。
各種データはフロントのスロットに挿入する4Mビットのフラッシュメモリにセーブ。さらに,松下のSDメモリカードを利用できるアダプタも用意される(右上)。
ほかに,画像出力用にD端子ケーブルが,56Kbpsのモデムやブロードバンドアダプタが本体底面に接続できるという。
これだけのハイスペックを持ちながらも,任天堂では,「あくまで技術は“裏方”であり,主役は遊び」だと言い切り,あくまで「NINTENDO GAMECUBE」がTVゲーム機であることを強調した。
そして,液晶付きのパッドとしてゲームボーイアドバンス(別記事参照)が使えるのもスゴイ!
NINTENDO GAMECUBEの発売は2001年7月の予定。また北米では2001年10月にリリースされる見込み。一般には,来年のE3会場が最初のお披露目の場となる。
[SOFTBANK GAMES]
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