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「ときメモ」ファンド説明会,多数のゲーマー集める
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オンライン証券会社のマネックスは11月11日・12日の両日,秋葉原において「ゲームファンド ときめきメモリアル」の一般説明会を実施した。
「ゲームファンド ときめきメモリアル」は,ゲームソフト制作上で生じるキャッシュフローを受け取る権利を小口証券化することで,一般投資家から資金調達を図ろうとする新しいシステム。コンテンツのファンド化という試みは,ゲーム業界だけでなく,多方面から注目を集めている。
このファンドに参加するためには,マネックスに口座を用意しなければならない。今回の説明会では,ファンドのシステム説明のほか,インターネット環境を持っていないユーザーなどを対象に口座申し込みを受け付けたという。
説明会場となったラオックス ザ・コンピュータGAME館の店頭では,寒い中,きらめき高校の制服を着た説明員のお姉さんが,分かりやすくファンドについて解説してくれたぞ。2日間で1000名以上が来場したというからスゴい。
秋葉原という場所もあり,ファンドの契約者の多くはゲーマーだったようだ。1作目がリリースされたとき高校生だったファンも,現在立派な社会人となっており,出資額も手ごろ(1口1万円で10口から)なことも手伝って,印鑑を持って大挙して秋葉原にやって来たらしい。
もちろん話を聴いているゲーマーのお兄さんたちも真剣そのもの。彼らが「ゲームファンド」をきっかけに証券関係に興味を持ってくれると,今後もさまざまな展開が期待できる。
さらにマネックス証券の説明員によれば,スーツを着た一般の投資家さんたちも,多数説明を聴きに訪れたという。恐らく世界初となる,このコンテンツのファンド化は,予想以上に好調なようだ。
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