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コナミ,2001年度に2000万本の家庭用ゲーム販売
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本日(5月11日)行われたコナミグループの中期経営計画説明会では,“今期事業の目玉”であるフィットネス事業やパチスロ事業などとともに,ゲーム関連の事業戦略についても明らかにされた。
コンシューマーでは,ワールドワイドで10%以上のシェア獲得を目指す。前年度は国内で17.7%のシェアを持つ同社だが,今後はオリジナルラインアップの強化や,流通網の整備などで海外展開も強化してこの数字を実現をしたい意向だ。
2001年度は,「メタルギアソリッド2」「サイレントヒル2」「ときめきメモリアル3」といったビッグタイトルが目白押しのため,同社では2000万本の家庭用ゲームの出荷(ワールドワイド)を見込んでいる。
ほかにも,ネットワーク事業の強化など,さまざまな展開が計画されているようだ。
AM事業では,音楽ゲーム以外のジャンルでもトップシェアを獲得すると同時に,グローバルな展開も推進していく。一方で,20の直営店舗を持つAM施設は,業務用機器のアンテナショップとしての役割を終了したと判断。「収益性を犠牲にすることなく」(上月氏),順次有力オペレーターへ譲渡される計画だ。
さらに,CP事業にも触れられた。この部門では,先日発表された「遊戯王」の米国展開をはじめ,カードゲーム事業の安定成長とともに,コナミコンテンツの有効活用を狙う。
既報のHE事業などと併せ,コナミでは2002年3月に連結売上高・2,500億円,連結営業利益400億円を計画。さらに2003年3月には,連結売上高・2,800億円,連結営業利益500億円を目標とするという。
[SOFTBANK GAMES]
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