発売日が7月5日に決定した，トンキンハウスのPS2用デジタルノベル「MissingBlue」。PS用「Lの季節」スタッフによる新作ということで，発売を今や遅しと待っている人も多いのではないかな？

　5月13日（日曜日），ソフトに先駆けて好評発売中のメインキャラクター4人のイメージシングルCD発売記念イベントが，秋葉原の石丸電気ソフトワンで開催された。

　このイベントは，秋葉原の石丸電気各店でMissingBlueシングルシリーズを1タイトル以上購入した人が参加できるもの。ゲストは，声の出演をしている宮村優子さん（瑠羽奈CV），飯塚雅弓さん（静乃CV），松来未祐さん（沙夜CV），幡宮かのこさん（かりんCV）。内容もライブあり，トークあり，握手会あり，撮影会あり，プレゼントありの豪華版で，先着500人限定の参加権を手に入れるため，開場直前のソフトワン前は多くのファンでごったがえした。

　午後4時からのイベントはまず，幡宮さんによるかりんのテーマ「はじめてのさよなら」と，松来さんによる沙夜のテーマ「そらいろの名前」のライブからスタート。強い意思と不安な気持ちが同居する微妙な乙女心を歌い上げる「はじめて……」と，気になる人へのピュアな憧れを可愛らしさ一杯に表現した「そらいろ……」に，イベントに参加したファンは熱心に耳を傾けていたぞ。

　また，4人が総登場するトークコーナーでは，それぞれの声優さんが，MissingBlueという作品に対する思いを語ってくれた。

「とにかくすごいセリフの数で，電話帳みたいな台本が何冊もあったんです。内容的には，あっと驚く意外なエンディングもあるので期待してください！ もう，ここで言っちゃいたいくらい（会場：笑）」（宮村さん）

「恋愛要素だけではなくて，エンディングでは涙が出てしまうようなものもあるんですよ。いろんな要素が楽しめるゲームです」（飯塚さん）

「沙夜は主人公の幼馴染みなんですけど，セリフにものすごくたくさん『おはよう』があるんです。それが印象的でした！（会場：笑）」（松来さん）

「かりんは騎士道部で男勝りと思われがちなんですが，主人公に対して女の子らしい部分があったので，そこを可愛らしく演じられたらなぁと思いました」（幡宮さん）

　DVD-ROMによるフルボイスが，MissingBlueのウリの1つ。それだけに，「セリフが多かった」という感想が多かった様子。声優さんたちは大変だけれど，プレイヤーにとっては，それだけ楽しめる部分が多いということで，完成する作品への期待がますます高まるね。

　最後は，サイン色紙争奪のじゃんけん大会と，キャストのみなさんとの握手会でイベント終了。短いながらも密度の濃いイベントで，500人の参加者はみな満足げだった。

　7月5日のゲーム発売まで，あと少し。それまでは，イメージCDでMissingBlueの世界を楽しもう。

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