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「Nintendo difference」のもとCUBEは勝利目指す
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メディア関係者やアナリストらを招いて開かれた任天堂のプレスブリーフィングには,900人が以上が集まり,会場はすし詰状態。
米任天堂(NOA)の社長らとともに壇上に立った任天堂の岩田氏は,「似たようなゲームが乱発されている現在の状況に対し,任天堂は“Nintendo difference”で闘う」と話した。
“Nintendo difference”と名づけられたコンセプトは,1.革新,2.クオリティ,3.キャラクター展開,4.今までの財産の4つの要素を背景に,任天堂が推し進めていくものとして紹介された。
「競合他社は技術追求をメインに考えているようだが,“Nintendo difference”のもと,任天堂はベストなエンターテイメント会社を目指す」(岩田氏)という。そしてGAMECUBEは(不振の)ゲーム市場を救う!とまで,言い切った。
既報の宮本氏による新作タイトル群の発表を挟み,今後のGAMECUBEの展開についても明らかにされた。日本で9月14日に発売された後,北米で11月5日,欧州で2002年に発売されることが明らかにされ,価格については今回発表されなかった。Xboxが299ドルに設定されたことにより,今後その価格も注目されるだろう。
また,松下電器産業との提携による,GAMECUBEソフトが使えるDVDプレイヤーについても紹介が行われ、あの'99年5月の発表が,いよいよ実現することが約束された。
GAMECUBEは,E3 2001の主役に,そして2001年ゲーム業界の主役にも踊り出そうな勢いが,このカンファレンスからは感じられた。
[SOFTBANK GAMES]
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