|
|
PS,この夏1億台に!「PS Awards 2001」レポート
|
本日都内のホテルで行われた「PlayStation Award 2001」。初めに壇上に立った久夛良木健社長は，先週末，累計でPSを8500万台，PS2を1300万台出荷したことを発表。「夏には計1億台となるだろう」と，PSが主役の座を渡さないことを宣言した。
その後，ライヴなどを挟み，2000年度中に50万本以上を売り上げた“ゴールドプライズ”11作に続き，100万本以上を記録した「プラチナプライズ」3本が表彰された。
プレゼンテーターは，何とわれらが若大将・加山雄三氏。一見，ゲームとは無縁に見えそうな加山氏だが，実はプラチナの3本をはじめさまざまなゲームをプレイしているゲーマーであることが判明。しかも「鬼武者」を50分少々でクリアしたり（カプコンの稲船氏も驚愕していた），「GT3」で山内一典氏を驚かせるタイムを記録していたのだ（すげえ！）。
そんな，加山氏から受賞盾などを受け取った各メーカーの代表は嬉しそう。続いて，200万本超の“ダブルプラチナ”受賞作「FINAL FANTASY IX」，「PlayStation Award」過去最高本数の記録となる400万本“QUAD プラチナプライズ”の「ドラゴンクエスト7 〜エデンの戦士たち〜」のプレゼンテーターも，同氏が務めた。
加山氏と，堀井雄二氏＆すぎやまこういち氏が並ぶ姿は壮観。「音楽を発表して，すぐに数百万人に聴いてもらえるなんて幸せ」というすぎやま氏のコメントに，「同じ作曲家としてそのすごさが分かる」と加山氏が答えていたのが印象的だった。
この日のメインとなる，ユーザーからの投票で決定する「ユーザー賞」は，大賞，4つ用意された部門賞がすべて「FINAL FANTASY IX」が独占！（キャラクター賞は同ゲームに登場した“ビビ”）。会場に招かれた一般参加者からは歓声が挙がっていた。流されたビデオでは，「ストーリーに感動した」など，ユーザーからの指示がいかに高かったが痛感できた。
ちなみにユーザー大賞のポイントは「FF IX」以下，「GT3」「ドラクエ VII」「鬼武者」「ワールドサッカーウイニングイレブン5」の順。大賞は最後まで「FF IX」と「GT3」がポイントで競っていたという。
「FF」の人気が目立った，今回の「PlayStation Award」だが，PS2タイトルが熟成した今年度（来年発表）は，どんな人気作が指示されるのか？ 21世紀もこの授賞式に注目したい。
[SOFTBANK GAMES]
|
LINK: