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セガが技術力応用した新事業の戦略を発表
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2001年6月19日 |
セガは本日(6月19日),都内において新規事業の戦略説明会を開催した。この説明会では,ゲーム関連事業以外の同社のビジネス展開が明らかにされている。
壇上に立ったセガの香山哲CO-COOは,4月19日に行われた「構造改革説明会」でも発表したように,これら新規事業が数年後にはセガ全体の収益の10%を超えるまでにしたい意向を示した。
6月に設立された「新規事業本部」の本部長・田副康夫氏(右下写真)らによれば,CG・映像技術,バーチャルリアリティ技術,そしてネットワーク技術といったセガのコンテンツ開発力,施設運営力・デベロッパー機能をベースにさまざまな新規事業を展開していくという。
田副本部長は,具体的に進行中・企画中の事業がいくつか紹介。バーチャルリアリティを応用して教習所のシミュレータなどを開発する「VR-TECHアプリケーション事業」,既に実績のある回転寿司のオーダーといったB to Bビジネス「異業種サポート事業」などが説明された。
ほかにも映像・音楽事業,エデュテイメント事業,キャラクター/タレントプロパティー事業などなど,ゲーム以外の新しいエンターテイメントビジネスを,多数事業化していく計画だ。いずれも将来のセガの基幹事業となるべく力を入れる。
その新事業の1つであるアニメーション制作用ソフト「Animanium」と,このソフトの技術コンソーシアムの結成も同時に発表されている。詳細はこちら。
[SOFTBANK GAMES]
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