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欧州市場におけるゲームボーイ展開は絶好調!
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2001年9月3日 |
ECTS前日に行われた任天堂のカンファレンスでは,同社の欧州市場における活動も報告された。
欧州のゲーム市場は,任天堂がドイツで59%,スペインで57%,フランスで53%,イギリスで40%を押さえているそうだ。特に「ポケモン」が好調で,19カ月で15タイトルが欧州で発売されている。ゴールド&シルバーは,なんと2日間で100万本を売り上げ,現在450万本を記録している。
ゲームボーイカラーは,発売以来,毎週8万台がコンスタントに売れていて,これは「5秒に1台の割合でGBが売れている」ことになるそうだ。また,欧州では発売後1週間で50万台が売れたのだが,これはゲーム機の最速売り上げ台数記録になる。現在は,もう少しで100万台に達するという。
面白いことは,6月末のゲームボーイアドバンスの発売によって,ゲームボーイカラーの売り上げは,下がるどころか4%も上昇していること。GBアドバンス発売前は+3%の上昇率だったので,「ゲームボーイカラーとGBアドバンスはお互いにライバルではなく,My First GameBoyとしてゲームボーイカラーが認識されている」とコメントされた。欧州におけるGBアドバンスの購入ユーザーは15〜25歳。平均が18歳とのこと。
欧州でのGBアドバンスは,年末までに40タイトルを予定。9月に発売の「マリオカート」は,100万本の出荷を予定している。
なお,カードeリーダーの欧州発売は2002年春になるそうだ。
[SOFTBANK GAMES]
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