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ますます地味になったECTSをレポート
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2001年9月4日 |
2001年9月2日〜4日,英ロンドン市ドックランズにあるエクセル会場にて,ゲーム関連の見本市「Electronic Consumer Trade Show」(ECTS) が開催された。前年まで使われていたオリンピア会場より交通の便もよく,便利なのに反して,参加メーカーは昨年を大幅に下回った。
大手メーカーはほとんど出展せず,独自にホテルをかりてプライベートショーを行ったり,ロンドンにある本社で発表会を行ったりと,報道関係者は3日間中ロンドン中を走り回るハメになった。
さらに,ショー前夜のEAの発表会は,イングランドが勝利したイングランド対ドイツのサッカーの試合と重なってしまったため,発表会より繁華街のピカデリー付近に繰り出す人も多かったというハプニング付き。
任天堂,SCE,マイクロソフトといったハードメーカーが出展していたないこともあり,会場は例年にも増して地味地味。ショウ開催期間中,ロンドンの天気が良かったのがなによりの救いだった。
Big Benはもともとは周辺機器メーカーなのだが,DCゲームのヨーロッパディストリビューターにもなっており,SEGAスタンドをブース内に作り,DCゲームを紹介していた。
同社では「Speed Force II」という,ハンドル型デバイスを展示していた。これは,日本でロジテックから発売されているPS2用のフォースフィード(フィールド?)バックを使用したハンドルの廉価版で,ロジテック製の半額くらいの価格だそうだ。
韓国のGameboxは,ワイヤレスのライフルコントローラ「Dreamgun」を出展。本物のライフルさながら,引き金をひいたときの爆破の衝撃を再現している。赤外線機能付き。普通のガンコントローラより50%の命中率アップをうたっている。PC,Xbox,PS,PS2に対応している。あとは,このコントローラに対応するゲームが発売されるだけだ。
TDK Mediactiveのブースには,Xbox用の映画「Shrek」のゲームが展示されていた。開発は,カナダのDigital Illusions。映画と同じクオリティでShrekの世界を再現していて,4つの世界,12レベル,計36のミッションがある,アクション・アドベンチャーゲーム。ゲームプレイ時間は約80時間をかなり長めだ。2002年春発売予定。
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