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韓国発のシュールなうさぎ「Mashimaro」日本上陸
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2001年11月6日 |
タカラは本日(11月6日),シュールなうさぎのキャラクター「Mashimaro(マシマロ)」の日本におけるライセンシー代表権を獲得したことを発表した。
この「Mashimaro」は,韓国の青年・Kim JaeIn氏が制作し,Web上でフラッシュアニメーションとして無料配信されているキャラクター。公式HPでは,ショートストーリー7話が公開されており,そのぽてっとした可愛らしい外観と,突拍子もない行動を起こす性格とのギャップから韓国では大人気となっている。
現在,韓国では雑貨やぬいぐるみ,食器など1000以上のアイテムが発売中(上記の写真は会場で参考出展された商品)。市場規模も,年間売り上げ120億円となる予定だという。
都内のホテルで開催された記者発表会には,作者のKim JaeIn氏,Jang MiYonung氏,CLKO ENTERTAINMENTの代表Choi SeungHo氏,タカラ代表取締役社長の佐藤慶太氏が列席。
まず,Choi氏は今回,タカラとライセンシー契約を締結したことについて「来年開催されるワールドカップに先駆けて実現でき,とても嬉しい」と挨拶。また佐藤氏も「弊社のだっこちゃんやリカちゃんのように,長い目で大きな市場へ育てていきたい」と話していた。
また佐藤氏によれば,販売対象として小学生〜大学生はもちろんのこと,マーケティングリサーチで人気だった働く女性層にもアピールしていくという。タカラでは,これらライセンス許諾商品の売り上げとして「初年度40億,ロイヤリティー収入で5,000万円」(佐藤氏)を目指していきたいとしている。
タカラでは,12月をめどに「Mashimaro公式HP」日本版をアップ。韓国で配信されているストーリーを順次公開していくという。また,ライセンシー第1弾として,同社のグループ企業であるドリームズ・カム・トゥルーに雑貨の商品化権を許諾し,2001年1月から製品をリリースする予定だ。
[SOFTBANK GAMES]
MASHIMARO (C) by kim jac in.2000
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