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サクラ大戦新春歌謡ショウの舞台稽古始まる
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2001年12月2日 |
本日(12月2日),都内某所において「サクラ大戦 帝国歌劇団・花組 新春特別公演 春恋紫花夢惜別」の公開稽古が行われた。
ご存知,“サクラ大戦歌謡ショウ”は,ゲームやアニメでおなじみの「サクラ大戦」の出演者の面々が,実際に自分の役で歌や舞台を披露する人気イベント。今年5回目となった夏の公演に加え,今年からお正月の特別公演も行われている。現在稽古中の「春恋紫花夢惜別」は2回目の新春公演となり,2002年1月2日〜6日に青山劇場で行われるもの。
ショウのタイトルにもあるように,今回の新春歌謡ショウは,〜神崎すみれ引退公演〜として行われる(関連記事1,2)。稽古のお披露目の前に行われた記者会見でも,質問はやはりすみれ役の富沢美智恵さんに集中することに。
「かつてないプレッシャーがありますが(笑),(引退を目前にして)自分にとって,いかに“サクラ大戦”が大きな存在となっているかを痛感しています。この作品に出会えて幸せです」と,富沢さんが話すと拍手が。
ほかの出演者たちも時々寂しそうな表情をしていたが,マリア役の高乃麗さんの「(すみれさんを)笑顔で送り出してあげたい」と言うと,みな「楽しく,華やかな舞台にして,お客さんと富沢さんに喜んでもらいたい」と口をそろえていたぞ。
さくら役の横山智佐さんの「(富沢さんと一緒なのももう少しなので)これほど一瞬,一瞬の時間を大切にしたいと思ったことはない」というコメントが印象的だった。ただ,「しんみりしないように,私たちが笑いをとります」という紅蘭役・渕崎ゆり子さん,レニ役・伊倉一恵さんのコメントも頼もしかった。ほかに記者会見には,アイリス役・西原久美子さん,かえで役の折笠愛さん,大神役の陶山章央氏らも出席。すみれさんとの想い出を話し,今度の歌謡ショウを盛り上げてくれると約束してくれたぞ。
最後に,総合プロデューサーの広井王子氏が,「今回の舞台は,お客さんの90%が見たことのないお芝居となるのでお楽しみに。すみれの引退公演らしい,華やかな舞台とする」と語ってくれた。また,広井氏から「春恋紫花夢惜別」が2部構成であることや,すみれが関わったすべての曲が歌われることなども明らかにされている。
その後,「ゲキテイ」の稽古が公開されたが,踊りのポイントはもちろん,立ち位置の確認など,綿密な打ち合わせが繰り返されていた。
2002年正月,花組のトップスタァが見せる華麗な最後の舞台を見に行こう!
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