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“男の熱いスピリット”鬼武者2いよいよ完成!
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2002年2月13日 |
カプコンは本日(2月12日),プレイステーション2用「鬼武者2」の完成プレス発表会を開催した!
「鬼武者2」は,戦国時代を舞台にした戦国サバイバルアクションゲーム。“愛と哀しみのバッサリ感”を最大のテーマに,松田優作扮する「柳生十兵衛」が,打倒・織田信長を目指し,戦いを繰り広げる。
渋谷AXで行われた完成発表会には,プロデューサーの稲船敬二氏をはじめ,CGムービープロデューサー・倉澤幹隆氏,同ムービーディレクター・金田龍氏,キャラクターデザイン・雨宮慶太氏,音楽・岩代太郎氏,そしてシナリオを担当した杉村升氏が登場。各制作スタッフから見た「鬼武者2」の見どころが披露されたのだ。
まず,「同1」でも賞賛を受けたCGムービーについて「時代が安土・桃山というとで前作より華やかに,映画的に制作している」(金田氏)という。特に「人馬一体にキャプチャーした」(倉澤氏)オープニングシーンは見どころで,稲船氏も「あまりにも自然で,違和感がない。」と絶賛している場面の1つとなっている。
また注目の松田優作氏の表現について金田氏は,「僕にとって優作さんはヒーロー。“らしさ”を出すのに相当苦心した」そう。その金田氏いわく,松田優作さんは「走っている姿がポイント」なので,その辺を注目してみるのもいいかもね。
「今回は“泣き笑い”のドラマに重きを置いた」(杉村氏)という注目のストーリーは,「登場人物が欲しい物をあげることで仲間との絆値を高める」(稲船氏)システムを採用している。そのため「かなり分岐があるので(会社の)ホワイトボードが真っ黒になってしまった。すべてのシナリオを体験しようと思ったら,何回かやらないとダメかも」(杉村氏)というほどのボリュームが用意されているもようだ。
このほかにも「映画と同じ方法でキャラクターを制作した」(雨宮氏),「正直,ゲームだということを仕事上で意識していない」(岩代氏)といった声も聞かれ,各スタッフの力を結集した作品となった「鬼武者2」。主題歌を歌う布袋寅泰氏からも「男たちの熱いスピリットを思い起こさせる作品」(ビデオメッセージより)というエールが贈られていたぞ。
また発表会終盤には,優作氏を父に持つ俳優・松田龍平氏が主演を務めた,鬼武者2のCMが初公開に! 新宿・歌舞伎町を臨むビルの上に,無数に倒れる武者たち。そしてその場所にただ1人立つ,松田龍平氏……という非日常なシーンを描いたCMはまさに圧巻だ。
映画監督であり,同CMの監督も務めた豊田利晃氏は「“松田龍平”をどう撮るかに注力した」とコメント。龍平氏も「家で見ました。ちょっと恥ずかしいけど,かっこいい」と嬉しそうに話していたのだ。
ちなみに,このCMには稲船氏も武者姿で参加。また,本編には音楽を担当した岩代氏がキャラクターとして登場しているということなので,ぜひ探してみよう!
そして最後に稲船氏から発表されたのは,探偵物語の「工藤俊作」バージョンの柳生十兵衛! 昨年の「東京国際ファンタスティック映画祭」で映像が公開されて以来,反響が大きかったようで「皆さんの期待を裏切りたくなかった」(稲船氏)という一心で収録を決定。剣をスポンジに持ち替え(笑),幻魔と戦う優作氏を楽しむ方法はただ1つ,「ぜひ買ってクリアしてください!」(稲船氏)。3月7日の発売が今から楽しみだね!
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