「PS2は最大のBBプラットフォーム」PS Meeting

2002年2月13日

　ソニー・コンピュータエンタテインメント（SCE）は本日（2月13日），開発メーカー・流通・メディアらを集め，「PlayStation Meeting 2002」を開催した。

　今回は，PS2の好調さとともに，注目のブロードバンド展開についての発表が多数行われ，2時間半以上にも及ぶ長時間のMeetingとなった。

　最初に壇上に立った，SCE・代表取締役社長の久夛良木健氏は，ワールドワイドでPSが8948万台，PS2が2633万台の累積実績を記録したこと（2002年1月まで），日本国内のソフトウェア累積実績がPS，PS2を併せて3億本を上回ったことを報告している。

　さらに久夛良木氏のコメントで注目されたのは，PS2において昨年，ついにDVD-ROMによる供給がCD-ROMのそれを上回ったことだ。これに伴い，SCEでは，開発メーカーに対するDVD-ROM製造費用を値下げを発表。4月1日から各社は，片面1層（4.7Gバイト）の300円を200円で製造できることとなる。今後，DVDの体験版などの供給も増えることとなろう。

　ワールドワイド展開についても触れられ，現在の114カ国に加え，既報の通り2月22日から韓国でのPS2リリースされることにも明らかに。パッケージとネットによるソフト供給の融合など，ブロードバンドネットワーク先進国の同国の展開は，PS2の新しい指針となろう。久夛良木氏は，さらに中国・インド，ブラジルといった国へも，PS2を普及したいと意気込む。

　この後，いくつかの開発メーカー向けの新サービス（ボリュームディスカウントなど）が明らかにされた後，注目のブロードバンド展開についての話となる。

　この際，いくつかのPS2用ネットゲームが発表され，「ファイナルファンタジーXI」などに加え，カプコンから「バイオハザード」のネットゲームなど新タイトルも明らかにされた！

　こちらの詳細は追って掲載する。

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