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ゼルダの妹はどうして生まれた?任天堂記者会見Q&A
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2002年5月23日 |
22日(現地時間)に米国E3の会場で行われた任天堂の記者会見では,米国と日本の記者を交えた質疑応答も開催。中には,日本ではなかなか聞かれない質問も飛び出していたのが印象的だった。
以下がそのもよう。回答者は,任天堂の岩田聡氏,宮本茂氏,手塚卓志氏の3人。
Q. 宮本氏自身,子どもを持って何か変わったことはあるか? 宮本 基本的には変わっていない。ただ,子どもと一緒に遊ぶので,親の視点ができたと思います。
Q. 宮本氏は現在,仕事(プロジェクト)へどうかかわっているのか? 宮本 ディレクターの出来がよければ手放し状態。とはいえ,トラブルが発生すれば,深くかかわることになる。1つのものにかかりきりになるのも好きだが,同時にたくさんの作品を作れる今の状態も楽しいですね。 Q. 「メトロイド」についてもっと詳しく知りたいのですが? 宮本 今,作ってるチームも,かつての「メトロイド」の大ファン。だからこのゲームも,SFC版「メトロイド」にかなり近いゲームになっているようです。ただこれが主観になったり,バイザーなどの要素で違う遊び方が楽しめるようになっています。
Q. 宮本氏の「メトロイド」制作での役割は? また「メトロイド」の日本のファンの反応は? 宮本 日本のファンにはカッコイイと思ってもらえると思う。初期にプロデューサーとして意見を出しましたが,現在は直属のディレクターが2人いて,レトロスタジオと一緒に仕事をしています。
Q. (米国発売の)「動物の森+」には,過去米国のNES(日本のFC)では発売されなかったソフトも収録されるのですか? 手塚 まだ決まっていません。入ってたほうがいいですか? やっぱり,全部いれておきましょうか(笑)。
Q. 「ゼルダ」という世界観全体の物語から見ると,新しい「ゼルダの伝説」はその一番最初に物語になるのか? 宮本 (相互に)直接の関わりはないが,設定としては一番最初になります。
Q. 今回の「ゼルダ」には妹がいるが,もし,かつてのゼルダより前の設定だとしたら,この妹はどこに行ってしまったのでしょう?(大爆笑) 宮本 じゃあ終わりにしましょうか(笑)。いや,いずれどこかでまた設定のお話はします。ただ,僕にとっては今度のゲームにどうしても妹が大事だったんです。リンクは,誰かから「おにいちゃん」って言ってほしかった(笑)。
Q. バイオレンス(表現)についてどう考えているか? 宮本 人を喜ばせる方法として“バイオレンス表現”を使うのは簡単だと思うが,僕自身にとってはそれは逃げであるしかないと思う。もっとほかに,楽しい表現方法はないかといつも考えているのが現状です。
Q. 「どうぶつの森+」のゲームのアイデアはどのようことから生まれたのか? 手塚 1つのフィールドをたくさんの人で遊ぶというのが,まず基本のアイデア。1日少しの時間でいいから,毎日毎日ゲームをしてもらって,長い間遊べるようなシステムは何かということで,みんなで考えた結果が「どうぶつの森+」です。
[SOFTBANK GAMES]
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