|
「任天堂ジャイアント」の意味するところとは?
|
|
2002年5月25日 |
価格引き下げを皮切りに,ビッグタイトルを披露し,今回のE3で最もアピールに成功した任天堂。そこでNINTENDO of Americaで,ソフトのマーケティング責任者であるパブリックリレーションディレクター・Beth Llewelyn氏にE3会場でその感触を聴いた――
このE3で任天堂が掲げたキャッチは“NINNTENNDO GAIANT”。これって「任天堂がビッグな会社」って自慢しているのだろうか? これに対しLlewelyn氏は,「いえ,(それぞれの)タイトルが“ジャイアント”という意味です。実際,出展作として強力なタイトルが揃い,どれもクリスマスシーズンに向け爆発するほどのポテンシャルを秘めていると思う」と説明。
中でも 日本で成功した「どうぶつの森+」について,特に期待しているという。
一方で,タイトル数は競合機種よりも少ないと感じるが,「ユーザーが遊びやすいように(少数の)ビッグタイトルにしぼっている。また,デベロッパーもきちんと儲けられるように考えている」(Llewelyn氏)ためだという。
さらに,「メトロイドプライム」「エターナルダークネス」など,大人でも満足できるタイトルが揃ってきていることから,「今後は(GAMECUBEユーザーの)大人と子どものシェアが50対50になるだろう」と,さらに幅広い年齢層獲得もできると,自信を見せる。
実は,E3開催前の米国ユーザー間では,日本ほど「マリオサンシャイン」ほど,「ゼルダの伝説」は期待されていなかった。「実際に今回のイベントでの,クオリティを見れば(ユーザーの)意見が変わるはず」とLlewelyn氏は断言。
確かに会場にいると,この自信は当然と思えるほどの熱気がある。これはビッグタイトルの持つオーラそのものだ。やはり「NINTENDO GAIANT」というキャッチはダテじゃない。
[SOFTBANK GAMES]
|