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セガが子どもたちを本社に招待! XboxLiveも体験?
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2002年8月25日 |
セガは8月25日,地域貢献を目的に,地元の小学生約100人を同社社屋に招く「夏休みにセガへ行こう」を開催した。子どもたちは,報道陣でさえめったに入れないセガの秘密の場所を見学できたのだ。
この日は,中2階にある大会議室が開放され,セガの最新ゲーム約20本が自由にプレイできるように試遊台が設置された。壁にはソニックのキャラクターのパネルが貼られて楽しげ。さらにアイアイやソニックの着ぐるみもやってきて,子どもたちは大喜び。
ここのスペースでプレイできたのは,PS2「スペースチャンネル5」,GC「ビーチスパイカーズ」「スーパーモンキーボール」,Xbox「クレイジータクシー3」,GB「ソニックアドバンス」など。さらに,発売前の「サッカースラム」「シャカットタンバリン」「ソニックアドバンス2」なども出展され,子どもたちはひと足早く注目タイトル群をプレイできたのだ。
中には,GCとXboxの「PSO」の試遊台も。しかもXbox版は,なんとヘッドマウントの音声システムが利用できたのだ! セガとしては一般向けには初めて? 子どもたちは「モンキーボール」の4人プレイや,巨大スクリーンを使ったソニックのゲーム大会で盛り上がっていたぞ。中には付き添いのお父さん,お母さんのほうがゲームにハマっているというケースも多々あったようですが……(笑)。ゲームだけでなく,ソニックの塗り絵コーナーも盛況でしたよん。
待望の社内見学は20人ずつに分かれて行われた。引率のおねーさんに連れられて,おともだちたちが初めに訪れたのは,セガの歴代ゲームやゲームの作り方などを紹介したこのイベントの特別スペース。平成に生まれた子どもたちが,SG-1000本体や「スタージャッカー」や「ズーム909」のパッケージを熱心に見つめている姿が印象的でした(笑)。
映像(ムービー)編集のお兄さんから,お仕事の内容を説明してもらった後,一同は階段で4階の広報セクションへ。元気に階段を駆け上がる子どもたちに,引率のお姉さんも付き添いのセガ関係者も「走らないで〜」とヘトヘト。玄関からタクシー乗り場までしか歩いたことがないSOFTBANK GAMESのH副編集長は汗だくに……。
「Dreamcastいかがですか〜」のあのオレンジのハッピが飾ってある湯川氏の机や,広報のお仕事の説明を受けた後,再び階段を上がって開発のフロアにGO! ソニックの着ぐるみがお出迎えする中,非常に綺麗にパーティションで整頓され,仕事をしている開発の面々を上から覗き込む子どもたち。
別のセクション見学に移動する際にもソニック(着ぐるみ)に「一緒に行こうよ〜」と駄々をこねたり,デバッグをしている開発者の仕事を説明している脇で「あ,ゲームで遊んでる」と突っ込んでみたりと,お子様パワー爆発で,お姉さんますますヘトヘト。頑張れ〜。
その後,何と社長室(僕も今回初めておじゃましました)に招かれた子どもたち。ジャンケンに勝って,社長のイスに座れたコは「フカフカ〜」とご満悦。周りの子からは「いいなあ社長〜」の声があがる。「給料がいいとは限らないけど」という“夢のある”小学生に乾杯。
その後,羽田空港へ離発着する飛行機が窓から望める会議室へ。セガ社員が扮するゲーム博士と「どんなゲームが好きか」「どんなゲームを作ってほしいか」などの貴重な意見交換していた。質問コーナーは「セガの社員は何人ですか?」などの質問が。取材陣は,後ろでカメラを構えながら,「“○○の開発状況はどうですか?”って質問してくれ〜」と念を送ったが駄目でした(笑)。
いずれにしろ,集まった子どもたちは半日ゲームが楽しめただけでなく,貴重な体験に大喜び。いい夏休みの思い出となったようでした。僕も大鳥居付近に生まれたかったな〜。
[SOFTBANK GAMES]
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