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ラグナロクオンライン有料化後の拡充サービス発表
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2002年11月6日 |
ガンホー・オンライン・エンターテイメントは11月6日（本日），Windows用MMORPG「ラグナロクオンライン」課金サービスに伴う拡充サービスの概要について，渋谷e-styleにてプレスカンファレンスを開催した。
「ラグナロクオンライン」は，韓国で250万人のユーザーを誇る大ヒットMMORPG。韓国の人気漫画家・Lee Myoungjin氏原作の同名ファンタジーコミックの世界観と設定をベースに開発されているのが特徴だ。日本では2001年11月からβテストが開始，今までに累計で85万人が会員登録，平均で4万人が同時にアクセスしているという。
本日開催されたプレスカンファレンスでは，ガンホー・オンライン・エンターテイメント最高執行責任者の森下氏，テクニカルディレクターの堀氏が登壇。12月1日より開始する有料課金化に伴い拡充されるサービスや機能を明らかにした。
まず課金後のユーザーIDは，個人情報・課金管理のための「Gung-Ho ID」とログインIDの「アトラクションID」の2つで管理。1アトラクションIDで3人のキャラクターが使用できる。なお，βテストのキャラクターは，旧アカウントをアトラクションIDに変更することで持ち越すことが可能だ。
拡充されるサービスのうち，一番の目玉となるのは“エピソードシステム”の導入。ゲームの世界にある程度のシナリオを用意し，プレイヤー同士が協力してこなしていくことで，ゲームの世界も変化していくことになる。
12月1日からは「エピソード1.5」と題し，ゲームの舞台「ルーン・ミッドガッツ王国」の基本的な事項を学べるシナリオを展開。2003年3月からは機能も追加された「エピソード2」も配信される予定だ。
また，ユーザーからの希望が多かったプレイヤー同士の対戦機能（PvP）も実装。各都市に存在するNPCに話しかけることで，PvPが自由に楽しめるというぞ。
このほか，各モンスター・アイテムなどの増加や，新ダンジョンの追加，5つのサーバを新設するなどさまざまな面でシステムが増強。以前，ユーザーの間で話題となり，署名問題にまで発展したチート行為に対しても「エピソード1.5で，実質的に問題となったプログラムを閉め出す対策を行っている。これ以降も，サーバのリセットなどを含めて対策を検討していく」（堀氏）と，万全に対策を行っていく予定だ。
なお森下氏は，この問題について「二度とこういうことがないように万全を尽くす」とユーザーに陳謝。一方で「署名までしてもらったことに対しては，とても感謝している。今後も温かい目でラグナロクオンラインを見守って欲しい」とユーザーにメッセージを贈った。
ガンホー・オンライン・エンタテインメントでは，今後もYahoo！BBとの戦略的提携やネットカフェの公認店舗募集などを通じ，「ラグナロクオンライン」を積極的に広めていく考え。「映画の“アメリ”のように，現実ではないような“少しの良い体験”をぜひ体験して欲しい」（ガンホー・代表取締役社長・孫泰蔵氏）と語る「ラグナロクオンライン」は，12月1日からいよいよ本格スタートする。
[SOFTBANK GAMES]
(C) 2001 Gravity corp & Lee Myoungjin.All right reserved. Illustration by gogo
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