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CodeWarrior GCに開発ハードウェアバンドル版
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2003年1月10日 |
メトロワークスは1月10日(本日),「CodeWarrior for NINTENDO GAMECUBE TDEV バンドル版」を発売することを発表した。
同社で行われた発表会では,メトロワークス取締役の今村義幸氏,任天堂業務部の橋田氏が登壇し,「CodeWarrior for NINTENDO GAMECUBE TDEV バンドル版」の特徴について説明した。
「CodeWarrior for NINTENDO GAMECUBE TDEV バンドル版」は,メトロワークスの開発ツール「CodeWarrior for NINTENDO GAMECUBE ver.2.5」と開発ハードウェアの「TDEV」をセットにしたパッケージ(写真右)。購入してCodeWarriorをPCにインストール,ハードウェアTDEVとつなぐだけでソフト開発の環境が整う。
「8割から9割のソフト開発はこのキットでまかなえる」(今村氏)との言葉通り,CodeWarriorでデバックしたプログラムを,GCに転送してすぐに動作確認することができる。数値をPC上で書き換え,その結果をTV上で確認しながら開発することも可能だ。
TDEVにDVDエミュレーション機能がなく,蓋を空けたときの異常終了などのデバックはできないなどの機能制限はあるが,「メイン以外の開発スタッフには最適なキットになっている」(橋田氏)とのことだ。
価格もハードとセットで39万8,000円と従来の3分の1程度。メトロワークスでは,現在同キットの受注を受け付けており,3月末日までに申し込むと価格が36万8,000円となるキャンペーンも実施している。なお,同社では各種教育機関向けにアカデミックエディションも用意しているという。
[SOFTBANK GAMES]
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