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アキバ発の国民アイドルキャラを! でじこアニメ発表
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2003年3月17日 |
ブロッコリーは3月17日,六本木ヴェルファーレにおいてTVアニメ「デ・ジ・キャラットにょ」の製作発表会を開催した。
ご存知「デ・ジ・キャラット」は,ブロッコリーと同社の直営キャラクターショップ“ゲーマーズ”のマスコットキャラクター。ネコミミ帽子にメイド服という“狙った”可愛いさと,その見た目とウラハラに毒のあるキャラクターが大人気に。語尾に“にょ!”を付ける独自の語り口もブームに。
何度かスペシャル枠でアニメ化が実現していたが,ついに待望の30分のレギュラーTVアニメ化が決定! 既に先日のバレンタインコンサートなどでファンには報告されていたが,今回は企業や報道関係者を集めての発表となった。オンエアは4月6日から毎週日曜日9時30分〜。全国計20局のネットという近年のアニメでは異例ともいえる大規模な放送となる。
テレビ大阪・バンダイビジュアル・マッドハウスなどの代表とともに,壇上に立ったブロッコリーの代表取締役社長・木谷高明氏(右写真)は,「一部のキャスト決定などを含め“でじこ”はファンとともに作ってきた。今回にレギュラーアニメ化はマニア層から一般層へとファン拡大を狙う。非常に難しいことは分かっているが,これを実現しキャラクタービジネス展開を広げていきたい」とコメント。
でじこを「アキバ発の国民アイドルキャラクター」にしたいと宣言した。
そのため,ちゃおでのコミック展開やタカラで女児玩具の展開(劇中に出てくる携帯電話の玩具や“ゴム飛び”などを仕掛けるとか)が行われるほか,ハドソンや東京通信などでも「デ・ジ・キャラットにょ」の商品がリリースされることも明らかにされている。
第1話の一部も上映されたが,相変わらず毒舌かつ可愛いでじこたちを見ることができた。小さい子にも,“大きいお友だち”にも,人気となりそう。
その後,スタッフが壇上に。アニメ監督の桜井弘明氏(左写真)は,「以前から子どもから大人まで,さらに海外の人にも分かる“デ・ジ・キャラット”を作ってきた」と挨拶し,今回の幅広いユーザー層を狙う展開にも自信を見せる。キャラ原案のこげどんぼさんもレギュラーアニメ化に対し「ここまで来てしまった」と感慨深そう。真田アサミさん(デ・ジ・キャラット役)と氷上恭子さん(ラ・ビ・アンローズ役)の出演声優陣も「いよいよ本格アニメ化ということで初心に戻って演じたい」と気合い十分だ。
その後,OPやEDの曲を歌うを5人組の新ユニット“Priere”のライブコンベンションに。木谷社長は今後サウンド面にも注力するとし,b-fairy recordsで彼女たちをデビューさせる。
“Priere”は踊りも歌もかなりのクオリティを見せる。PAスピーカーで聴くにはもったいない高音域でのハーモニーが見事だ。EDの「EQUAL ロマンス」,OPの「Hertbeat」ともいい曲なので,4月23日のCD発売をお楽しみに。
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