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マルチハード展開の「ディーヴァ」が1パッケージで
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2003年9月8日 |
ボーステックは9月8日,大人気のレトロPCゲームの総合配信サイト「プロジェクトEGG」のパッケージ企画第3弾としてWindows用SLG「ディーヴァ・クロニクル」を12月に発売することを明らかにした。
「ディーヴァ・クロニクル」は,'87年ごろにT&Eソフトからリリースされた宇宙戦争を描いた艦隊SLG「Daiva」シリーズの全7ストーリーを収録したもの。
「なんだシリーズを1パッケージにしただけじゃん」と思うなかれ,この「Daiva」はマルチプラットフォーム展開で当時話題となったシリーズ。
同じゲームを異機種に移植するのではなく,7つのプラットフォームごとに異なったシナリオ(ゲーム)が用意されていた。一部異機種版の主人公が登場するなど,物語がそれぞれリンクし,壮大なスペースオペラが完成するのだ。パスワードでほかの物語(他機種版)に,艦隊を出現させることができるといったデータ互換もあった。
当時「Daiva」がリリースされたプラットフォームは,PC-8801,FM-77AV,X1,MSX,MSX2,FC,PC-9801の各機。全部合わせれば200万円にもなるこれだけの機種を1人で持っているユーザーはほんのひと握りだった(つーか,ウチのH副編集長以外知らない)。恐らく,「Daiva」の物語を完璧に堪能した人はほとんどいないだろう。
今回,「STORY1:ヴリトラの炎」(PC88版),「STORY2:ドゥルガーの追憶」(77AV版),「STORY3:ニルヴァーナの試練」(X1版),「STORY4:アスラの血統」(MSX版),「STORY5:ソーマの杯」(MSX版),「STORY6:ナーサティアの玉座」(FC版),「STORY7:カリ・ユガの光輝」(PC98版)のすべてがWindowsでプレイできるっ!
初回限定特典も用意される予定だが,内容は未定。詳細はSoftCityを参照のこと。
[SOFTBANK GAMES]
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