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コーエー中間決算説明で大航海時代ONLINE発表
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2003年11月18日 |
コーエーは11月18日(本日),東証アローズにおいて,中間決算および事業戦略について説明会を開催した。
代表取締役社長・小松清志氏らの発表によれば,同社の2003年9月期の決算は,連結売上高108億円,当期利益22億円だという。同社の中間期として初めて売上高100億円を突破したほか,過去最高の中間期経常利益を達成したこととなる。
代表取締役会長である襟川恵子氏による,戦略は追って詳しくレポートするが,総合エンターテイメントコンテンツプロバイダー戦略,システムオーガナイザー戦略,そして分散拡大化戦略により,「世界No.1のエンターテイメントコンテンツプロバイダー」を目指すという。
こうした今後の展開の中で,16世紀の欧州で起こった海洋冒険ムーブをテーマとしたSLGの人気作「大航海時代」をオンライン化することを明らかに。オープンベータテストを2004年3月〜4月に行い,秋には本格スタートしたい意向だ。リリースはWindowsを予定しており,コンシューマー版は未定。短いものの,大海原に進む船群や魅力的なキャラクターなどを収録したムービーも公開された。
現在同社が展開しているPS2「信長の野望 Online」は,最大同時アクセス数が1万5000人,課金ユーザーが3.5万人。「さまざまな投資などを考えると,このゲームが黒字になるのは2年後」とコーエーではしているが,それでも中国などワールドワイド戦略も含め,でオンラインゲームの拡充を謳う。
PSPについても同時発売タイトルを予定しているとしており,3本が企画に挙がっているという。これが2本に変更となるか,4本に変更になるかはもちろん今後次第とのこと。どんなソフトかについては,ヒントとして「PS2のときにビッグタイトルとそのおさえに麻雀を出した」とコメント。果たして……?
襟川会長の語った今後の展開はこの後すぐ掲載予定。
[SOFTBANK GAMES]
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